ハマナが残した紙切れ
家族との、思い出がいっぱい。
一緒に花を育てて、
「おか~さ~ん、このおはな、なにになるの?」
「咲いてからのお楽しみね」
一緒におやつをつくって、
「卵、まぜてくれる?」
「うん! いっぱいまぜる!」
生まれた時から一緒のぬいぐるみもいたっけ。
「あらら、またこの子と一緒に寝てる」
「まぁ、生まれた頃から一緒だもんな」
ずっと付けてた腕輪の事も、話してたなぁ。
「ぼく、しってるよ! このおはな、タンポポっていうんでしょ?」
「えぇ、そうよ。ルーロは賢いわねぇ」
とても寒かった時には、手袋やマフラーをつけてもらっていた。
「これで、外に出ても寒くないぞ~!」
「やったぁ! じゃあじゃあ、ゆきあそびしよ!」
お父さんとおそろいの指輪、誕生日プレゼントで貰った頃もあった。
「お父さん、あのね、次のたんじょうびプレゼント、それとおそろいがいい」
「この指輪とか? お前がそれでいいなら」
あと、僕の家族には、あと一人、誰かがいたはずなんだ。
「___、あそぼ!」
「い_ぞ~!__て___?」
それなのに、あと一人が思い出せない。
「___い_ない_ぇ!」
「いや、__も一緒に______と___んだけど…」
でも、その人は、いつの間にか家からいなくなっていた、そんな気がする。
「あれ? _____は?」
その理由は、誰も教えてくれなかった。
「ごめんね、言わないでって口留めされているから…」
「特に、ルーロ…お前には言うなって、な。」
……僕って、本当に、一人っ子だったんだっけ。
ずっと、何かを忘れている気がする。
旅に出た理由は、見たことのない世界を見てみたかったから。
……でも、今…旅をしている一番の理由は…それ、なの…かな。
一緒に花を育てて、
「おか~さ~ん、このおはな、なにになるの?」
「咲いてからのお楽しみね」
一緒におやつをつくって、
「卵、まぜてくれる?」
「うん! いっぱいまぜる!」
生まれた時から一緒のぬいぐるみもいたっけ。
「あらら、またこの子と一緒に寝てる」
「まぁ、生まれた頃から一緒だもんな」
ずっと付けてた腕輪の事も、話してたなぁ。
「ぼく、しってるよ! このおはな、タンポポっていうんでしょ?」
「えぇ、そうよ。ルーロは賢いわねぇ」
とても寒かった時には、手袋やマフラーをつけてもらっていた。
「これで、外に出ても寒くないぞ~!」
「やったぁ! じゃあじゃあ、ゆきあそびしよ!」
お父さんとおそろいの指輪、誕生日プレゼントで貰った頃もあった。
「お父さん、あのね、次のたんじょうびプレゼント、それとおそろいがいい」
「この指輪とか? お前がそれでいいなら」
あと、僕の家族には、あと一人、誰かがいたはずなんだ。
「___、あそぼ!」
「い_ぞ~!__て___?」
それなのに、あと一人が思い出せない。
「___い_ない_ぇ!」
「いや、__も一緒に______と___んだけど…」
でも、その人は、いつの間にか家からいなくなっていた、そんな気がする。
「あれ? _____は?」
その理由は、誰も教えてくれなかった。
「ごめんね、言わないでって口留めされているから…」
「特に、ルーロ…お前には言うなって、な。」
……僕って、本当に、一人っ子だったんだっけ。
ずっと、何かを忘れている気がする。
旅に出た理由は、見たことのない世界を見てみたかったから。
……でも、今…旅をしている一番の理由は…それ、なの…かな。

