チーム:ST
キャラクター名:冬の星座オッティア
生い立ち:銀弾座は、狼魔女座を追いかける運命を背負っている。たとえ永遠に追いつけないとしても、オッティアがそれを嘆くことは無い。
JOB:天使
技1 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技2 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技3 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技4 鞭 (物理) MP1 命中60 範囲1~2 相手のMPを2削る
技5 精神統一 (その他) 自分のMP+4 HP-6
技6 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技2 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技3 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
技4 鞭 (物理) MP1 命中60 範囲1~2 相手のMPを2削る
技5 精神統一 (その他) 自分のMP+4 HP-6
技6 ヴァハ (魔法) MP3 命中72 範囲3
宝箱:空っぽ (何も入っていなかった....)
ID:38 <Phase 1> (登録:2021-12-04 / 更新:2022-12-29 19:40)
冬の星座オッティアが残した紙切れ
嘘吐きオッティアは並行世界で大人気の戯曲である。この世界には何故か存在しないが、オッティアは要するにスターであり、有名人だ。
だが、そのストーリーは悲しい。
「狼男にさらわれた母を助けて欲しい」
そんな少女ティティアの願いを叶えるために、オッティアは森へと入り、狼男と対決した。
結果は当然、オッティアの負けで終わると思われた。
「なぜ立ち向かう。なぜ倒れない。無駄だと知ってなお。無謀だと知ってなお」
「約束をしたんだ。お前を倒すと。この飾り銃の伝説に誓って」
月光を浴びて輝く銃のグリップの底には、「我こそ伝説」と古い文字が輝いている。
それは豪華絢爛の飾り銃。世界の吐いた嘘。嘘吐きのための伝説の銃。けれど。
オッティアはそんなこととは関係なく、吠えた。
「僕は英雄の嘘を吐いた。ならば英雄のように戦い、英雄のように勝利しよう。
この弾倉に弾の入らない役立たずの飾り銃を手に、お前の爪を跳ね返し、夜明けを少しだけ早めることにしよう。
だから、我こそ伝説! 嘘吐きオッティアの伝説、とくと観よ!!」
「愚かな。実に愚かな!!」
狼男はそう言って突進する。爪のひと薙(な)ぎで、オッティアは死ぬだろう。
だが、その時不思議なことが起こった。撃鉄がカチリと引かれたのだ。
「銀弾をくらえ!!」
オッティアの銃は、狼男を撃ち抜いた。狼男は消え失せ、オッティアは勝利したのだった。だが。
少女は狼男と母の子であり、魔女だった。狼男から狼性を撃ち抜いた結果、さらわれた母という存在自体が過去にさかのぼって消滅。
少女ティティアは、なんと生まれなかったことになってしまったのだ。
残ったのは、オッティアの無事への「祈り」だけ。
村人に聞いても誰も知らない。ただオッティアだけがその少女のことを覚えていた。
それでオッティアは、少女を探す旅に出たのだ。
嘘吐きオッティアの悲しい戯曲は銀河を席巻し、色々な解釈を加えて形を変え、あらゆる場所で演じられることになった。
あまりに有名になったから、冬の星座に銀弾座と狼魔女座が増えたというわけさ。
だが、そのストーリーは悲しい。
「狼男にさらわれた母を助けて欲しい」
そんな少女ティティアの願いを叶えるために、オッティアは森へと入り、狼男と対決した。
結果は当然、オッティアの負けで終わると思われた。
「なぜ立ち向かう。なぜ倒れない。無駄だと知ってなお。無謀だと知ってなお」
「約束をしたんだ。お前を倒すと。この飾り銃の伝説に誓って」
月光を浴びて輝く銃のグリップの底には、「我こそ伝説」と古い文字が輝いている。
それは豪華絢爛の飾り銃。世界の吐いた嘘。嘘吐きのための伝説の銃。けれど。
オッティアはそんなこととは関係なく、吠えた。
「僕は英雄の嘘を吐いた。ならば英雄のように戦い、英雄のように勝利しよう。
この弾倉に弾の入らない役立たずの飾り銃を手に、お前の爪を跳ね返し、夜明けを少しだけ早めることにしよう。
だから、我こそ伝説! 嘘吐きオッティアの伝説、とくと観よ!!」
「愚かな。実に愚かな!!」
狼男はそう言って突進する。爪のひと薙(な)ぎで、オッティアは死ぬだろう。
だが、その時不思議なことが起こった。撃鉄がカチリと引かれたのだ。
「銀弾をくらえ!!」
オッティアの銃は、狼男を撃ち抜いた。狼男は消え失せ、オッティアは勝利したのだった。だが。
少女は狼男と母の子であり、魔女だった。狼男から狼性を撃ち抜いた結果、さらわれた母という存在自体が過去にさかのぼって消滅。
少女ティティアは、なんと生まれなかったことになってしまったのだ。
残ったのは、オッティアの無事への「祈り」だけ。
村人に聞いても誰も知らない。ただオッティアだけがその少女のことを覚えていた。
それでオッティアは、少女を探す旅に出たのだ。
嘘吐きオッティアの悲しい戯曲は銀河を席巻し、色々な解釈を加えて形を変え、あらゆる場所で演じられることになった。
あまりに有名になったから、冬の星座に銀弾座と狼魔女座が増えたというわけさ。