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決めセリフ:お手紙が届きました。
死にセリフ:手紙はもう届かない。
リージョン【ネクロマンス】
チーム:AM
キャラクター名:新世界より
生い立ち:一通のボトルメールがあなたの元に届きました。それはあなたが知っている人からかもしれないし、知らない誰かが波に託したものかもしれません。それは、かつてこの戦いに名を連ねていた人々の名を送り主として記されています。そしてその文章は、必ずこの文で結ばれているのです。『 次のロマンスへと向かいます。新世界より愛を込めて』||このキャラクターのネクロマンスは『手紙』です。毎ターンの開始時に、陣営を問わずランダムな誰かの『手紙』が届きます。『手紙』は送り主のかつての活躍を鮮明に思い出させてくれるでしょう。それがもはや戻らないものなのか、海の向こうの新世界よりの元気の便りなのかは私にはわかりません。
JOB:テレパス
技1 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
技2 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
技3 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
技4 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
技5 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
技6 ネクロマンス  (その他) MP8 敗退した自軍1人を自らに降霊(HP.MP以外のステ.JOB.技を継承)
宝箱:禍々しい面 (暗黒術Dmg+2)
ID:578 <Phase 3> (登録:2021-12-22 / 更新:2023-01-08 12:55)
作成者:Tukkeykun 《◆キャラクター確定済み 3 》
新世界よりが残した紙切れ
遥かに煌めく最果てで、空の青と海の蒼が一つに重なっています。
涼やかな潮騒と、ウミネコの歌が聞こえます。

【カワサキ】様よりお手紙が届きました。
   純白の入道雲を、飛行機雲が切り裂いていきます。空は青く、故郷の空もまた青い。

『まほうつかいキャット』様よりお手紙が届きました。猫と、すこしだけ魔法の香りがします。
『滅茶苦茶黙らされた死体』様よりお手紙が届きました。山のような愛がひと瓶の中に綴られています。
『アタリア』様よりお手紙が届きました。文章枠からちょっと書く位置がズレています。
『改変型彩参式』様よりお手紙が届きました。唐揚げの香りは暖かな我が家を思い起こさせます。
『八岐大蛇と自動書記』様よりお手紙が届きました。手書きの文字に温かみを感じます。

美しく燃える御霊たちが流れていきます。海の果てを朱く照らして、流れていきます。

【デブメイ】様よりお手紙が届きました。
   燃える紅葉が果てなく続いています。稔りの女神が身を隠す季節は近付けど、今はただ炎の如き美しさを眼に焼き付けよう。

『テオフラトゥス』様よりお手紙が届きました。人を遠ざけるようなツンとした薬と、少し懐かしい海の香がします。
『忍きんたむし・2式』様よりお手紙が届きました。遥か時の彼方から来たような、少し読みづらい文字が記されています。
『晶』様よりお手紙が届きました。砕けた砂がキラキラと、まるで星の海を切り取ったように便箋の上で輝きます。
『微熱の騎士』様よりお手紙が届きました。偉大なる戦果を称える勇ましさと、体を労る優しさが滲んでいます。



手紙たちは水平線の彼方で海を彩る星々のように、ただ輝き、流れ着き、思いを届ける。
戦いに敗れ、星となって昇った御霊たちが、その果てに何処へゆくのか。それを知るものはきっと誰もいない。
だが、それは忘れてはいけないもの。彼らの願いを、彼らの思いを、彼らの姿を、もう一度その目に映して。

       見えたかい?
       見えただろう?


 私は『郵便屋』。
 綺羅星の如く美しい、儚くも勇ましい戦士たちの姿を、声を、思いを。
 あなたに必ず届けます。




《流れ着いた手紙たち》
新世界よりの手紙は、古びたボトルに入って機械仕掛けの勇者のもとに流れ着きました。
 500年もの遥かな歳月は交わした言葉さえ忘却の果てに押しやり、流し、散らしてしまった。
  しかし、手紙は届く。ここは新世界。十八万と二千五百の日の出を繰り返し、あなたに思いを届ける。
   私は『郵便屋』。想いを必ず届けます。

新世界よりの声は、存在しながらもなお存在しない受話器の向こうへと届きました。
 たとえそこに形も姿も命もなくとも、声は誰かに何かを届けるために、己の底から流れ出すものだ。
  誰かの言葉を、誰かの思いを、誰かの遺志を、掴み、紡ぎ、繋げるために、歌い上げるためにその声はある。
   我らは『郵便屋』。祈りを必ず届けます。

この世界は、新世界よりの夜明けを迎えました。無限に続く輪廻の中の一時ですが、それは間違いなく新たな始まりでした。
 命は潰えればどこへ向かうのか。それは誰にもわからない。消え失せると説くものも、記憶と穢を捨て無限に巡ると語るものもいる。
  しかし死してなお想いは、紡いだ心は死なない。空が堕ち、海が枯れ、地が砕け、神が全てを見放してもなお、「人」の力はきっと残る。
    世界は『郵便屋』。記憶を必ず届けます。

新たなる世界は、その先の未来を映し出しました。波が寄せるように、風が歌うように、歩みを止めぬ先にその未来はあります。
 呪い。祝い。死。華。血。愛。患い。想い。細い腕を伸ばし、細い足で彼方へ歩む。全ての地獄は、このために在ったのだと感じる。
  その未来に果はなく、その足に枷はなく、その瞳に淀みはない。瓶が潮にゆらりと攫われるように、紆余曲折の旅程が待ち受けるとしても。
   その未来に愛はあり、その未来に夢はあり、その未来を共に歩む者がある。千と三百六十の夢を共に過ごし、幾千もの現を共に越える者が。
    未来は『郵便屋』。愛を必ず届けます。

美しく生まれた夢は新たなる世界の幕開けであり、無尽に続く白紙の上を滑るペンであり、降り頻り積もる純白を裂く鋒でした。
 雨は時に雪へと代わり、時には風と共に、時には雷を携え、その行く手を阻む。星の輝きも暗澹たる曇天に覆われることもあるだろう。
  その道が消えることはあるだろうか?雫を零し、泥土に塗れ、それでもなお、誰かのために歩みを残す姿が褪せることはあるだろうか?
   否だ。白紙にその意を刻むように、己のために、誰かのために刻んだ轍は導。いつかふと道程を振り返る時、純白の雲の元にそれは在る。
    共に記す新たな魔法は、星の如く遥か闇を照らし、その先を貫いて輝く。
     夜空は『郵便屋』。希望を必ず届けます。

散った想いは天へと至り、その終演に己が魂を燃やして、地に取り残された戦士達を見守る星々となり、漆黒の空を彩る。
 想いは力であり、枷であり、祈りであり、呪いである。それは時に人々の御業により、地へと呼ばれ、一時の影として力を振るう。
  呼ばれた星たちは、決してその戦いで何かを得ることはない。ただ繰り返す演劇の如く、呼ばれては消え、消えては去っていく。
   しかし、得るものはなくとも遺すものはそこにある。狂気にも似た戦乱と喧騒の中に遺す、たった1つの爪痕であり、祝福であるもの。
    道化の如くに舞台の上で舞い踊り、カーテンコールと共に消えていく彼らの破顔。一夜の夢なれど、その姿は強く、強く心に刻まれていく。
     脚光は『郵便屋』。夢を必ず届けます。

空の果てには星がある。星の海は潰えた想いであり、願いであり、塗り潰された空の色の中で、決して失われることなく輝く。
 『郵便屋』はそれを汲み取り、遥かな時を経て、その言葉を地へと降り注がせる。時には流れ落ちる最中に燃え尽き、届かぬ声もある。
  空に描かれた言葉たち。滅び降り注ぎ燃えて尽きる星たち。遺した思いや言葉を伝えられぬことほど、その魂を劈く無念はあるだろうか。
   それを知るものはきっと誰もいない。誰にも知られぬ物は、存在していない物に等しい。届かず闇に沈んだ言葉は、尽くその意味を失う。
    だが、だからこそ。だからこそ『郵便屋』は、その隼の如き翼をはためかせ、風の中の答えを拾って、漆黒の夜空に言葉の星座を繋ぐのだ。
     無念を晴らすため、想いを残すため。知る事こそが真理へ繋がるなら、失せた星の声を知ることにも、きっと救いがあっていい。
      漆黒の海は『郵便屋』。光を必ず届けます。




星が呼んでいる。
紅く染める星が。精霊の舞う星が。夜想を歌う星が。彼岸照らす星が。愛へ堕ちる星が。風雷を貫く星が。
天魔の双つ星が。名無き星たちが。魔風を呼ぶ星が。魔光を齎す星が。戦へと呼ぶ星が。勇を称える星が。
斬裂く光の星が。千の彩りの星が。奇蹟を追う星が。金色に輝く星が。魔神に捧ぐ星が。暁へと昇る星が。

星は呼んでいる。

四星を携える星を天に頂き、星々は呼んでいる。
新たな戦いを。新たな世界を。新たな出会いを。新たな物語を。

『郵便屋』は、届けます。
想いを、祈りを、記憶を、愛を、希望を、夢を、光を。
星の輝きが見下ろす海に、新たな波が波紋を描く、その時まで。

『郵便屋』は、必ず、必ず届けます。
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