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決めセリフ:タベテタベテ!
死にセリフ:タベテ……
リージョン【幾夜桜餞華劇】
チーム:ST
キャラクター名:うごめくキムチ
生い立ち:かつてカプサイシンによる辛さの限界「スコヴィル値1600万」に挑んだキムチ職人がいた。 かの職人は数十年もの研究・開発の末ついにそれを成し遂げるも純粋なカプサイシンは食べれば死ぬ恐ろしき物体。 それ故職人は作った直後に死亡。この長年追い求めたキムチは人々に畏れられ地下深くに封印されたのだった。 職人の長年に渡る妄執、食品なのに食べてもらえないキムチそのものの絶望、そしてスコヴィル値1600万に至らせるために使用した謎の素材。 これらが合わさり、キムチは食べてもらうために自己増殖しながら動き始めるのであった。 なお念話で会話が可能。 戦闘時にはスコヴィル値1600万の赤い漬物をばらまく。
JOB:忍者
技1 ふえるキムチ (分身) (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技2 ふえるキムチ (分身) (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技3 ばらまくキムチ (火遁) (魔法) MP3 命中65 範囲2 命中時相手を<火傷>化 (火傷:被物理・被特殊攻撃時Dmg+25%) 3ターン以上で発動可
技4 ばらまくキムチ (火遁) (魔法) MP3 命中65 範囲2 命中時相手を<火傷>化 (火傷:被物理・被特殊攻撃時Dmg+25%) 3ターン以上で発動可
技5 キムチャージング (頭の体操) (その他) 自分のMP+2
技6 壱阡六百萬沈菜 (ヴァハ) (魔法) MP3 命中72 範囲3
宝箱:ハートステッキ (4ターン目HP+5)
ID:115 <Phase 1> (登録:2022-12-12 / 更新:2023-02-11 14:21)
作成者:wakerord 《◆キャラクター確定済み 1 》
うごめくキムチが残した紙切れ
※リージョン仲間に懐いており、"霊体の冒険"でよく彼らのところに遊びにいっているようだ※
※また、リージョン外でも目についた人のところにキムチを食べさせようと向かっている※


※……今の狙い目は自分の実体でのキムチ布教を終わらせた「よきもふもふ」であるようだ。※

※あとなぜか知らないけど魔法少女にも興味があるみたい※

※仲睦まじい2人を見るのも楽しそう?※

※ジットジットジットジットジット※

※美しい生き物達を見つめている※

「カワイイ キレイ」

「ナカヨシ イイ」

「ヒトト ヒトトノ カカワリ」

「ドウスレバ タベテモラエル?」


「アジ ガ スキナラ タベル」

「アイサレレバ タベテクレル」

「アイサレル ニハ ドウスレバイイ?」

「マホウショウジョ
 メグリアウ オサナナジミ
 マオウ ト ウタヒメ
 オワラナイ ノミカイ
 ツヨキ ジュウジンタチ
 ツクモガミ

 ……コウサイイショク ノ オンジン」

「ミンナ キレイ」

「アアイウフウニナレバ」

「タベテ/アイシテ モラエル?」


コタエ→http://andymente.moo.jp/lucifer/member/index.php?p=phelen4charpage&charid=605&phelen_mode=10


『スコヴィル値』
それは唐辛子の辛さを計る単位であり、事実上カプサイシンの割合を示す値である。
かつては被験者の主観による測定方法(トウガラシのエキスの溶解物を複数の人物が辛味を感じなくなるまで砂糖水に溶かした倍率)であったが
現在はより正確にカプサイシンの量を測定し、それをこの値へ再変換することで測定されている。

純粋なカプサイシンの塊はスコヴィル値が"1600万"であるという。


唐辛子を使う、伝統的な漬物『沈菜(キムチ)』……
ある時、そのキムチを趣味で作っていた人物がスコヴィル値のことを知って、思ったという。

「辛さの限界を極めた、『壱阡六百萬沈菜』を作りたい」、と。


その辛さの果てを求めた探究は非常に険しいものとなった。
そも、唐辛子からカプサイシンを抽出し、それを固めることでしかスコヴィル値1600万は達成し得ない。
液体状にしたものですら環境によってはスコヴィル値900万まで下がってしまうほど、その値は下がりやすい。
ましてや野菜、塩、にんにくetc……といった唐辛子以外の食材が混じっているキムチなどもってのほか。
その時点で絶対に1600万にはたどり着かないのだ。

それでも、辛さの果てをもとめた。
キムチ職人はあらゆる唐辛子の種類、同じくカプサイシンを持つ食物の精査、唐辛子の加工を行った。
ついにはその世界に取っての異物である超常現象、呪術、魔術、……異世界技術まで自力で到達。
正道も邪道も全てを呑み込み、ただひたすら究極の辛さを持つキムチを作り上げるために邁進し続けた
そして――



――ついにスコヴィル値1600万のキムチ、『壱阡六百萬沈菜』は完成した。


液体のソース状に加工された純粋なカプサイシンですら発生する
スコヴィル値の揺れすら起こらない完璧なスコヴィル値1600万のキムチ。
食材もしっかり白菜や人参が使われ、人々が一般的に想像するキムチの姿に収まっている。

時間にして25年。
調理だけでなく、邪道の技術でも権威と化したそのキムチ職人は、
ついに自分の夢がかなったと歓喜し、すぐさまそのキムチを食すのだった。



ところで……
スコヴィル値1600万に到達した純粋なカプサイシンの塊は現実の我々の世界で販売された事がある。
たった、一欠片だけ口に含んだ販売者曰く、「舌をハンマーでぶん殴られたような痛み」と形容し、痛みは数日引くことがなかったという。
その販売された商品は、その塊を"食品"とすら扱わず、購入時にはもはや劇薬に近い扱い方を行うことに同意する誓約書が必要であった。

曰く「ゴーグルなしでは失明の危険があり、食そうものなら死の危険すらある」と。



……このキムチを食した職人は胃の中にキムチだけを残し、ショック死した状態で発見されたという。



その話を聞いた人々はこのキムチを恐れた。
人から光を奪う闇のキムチ。
人を狂わせた魔性のキムチ。
人すら食せぬ地獄のキムチ。
人々はこのキムチをすぐに密閉し、地の底へと封印した。
異世界の技術や呪術すら取り込んだこのキムチを焼いたりすれば
どんなことがおきるかわかったものではない――そう信じ込んでいた。



職人を妄執に駆り立て、魔術を取り込み、呪いを取り込み、異世界すら取り込んだキムチ
こうして生みのタベ親の命だけうばベテって歴史の表舞タベテ台から消えた。
赤き悪タベテ夢は地の底に消タベテえ、そのタベテ存在タベテは今でタベテ
おとタベテぎ話とタベテして語らタベテタベテれるのみでタベテタベテタベテ
杳としてタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテ
タベテタベテタベテタベテタベテタベテタベテ


















妄執や呪いが、地の底に封じられた程度で消えるわけがない




地の底に封じられたキムチは地から這い出した。
キムチ職人の妄執
辛さを増幅する魔術
痛みを際立たせる呪い
詳細もわからぬ正体不明の素材
そして、キムチそのものの絶望

「タベテ」 「タベテ」 「タベテ」

キムチは、ただ誰かに食べてもらいたかった。故に、食べてもらうために動き出した。
自動的に泥や細菌を篩い落とし、誰かの口の中へ――
――多くの人に食べてもらうために、無からキムチを生み出し、その容積を増やしながらべチャリべチャリと蠢く。

この地に来たのはどういう経緯か?それはキムチにもわからない。

ただ、ここは自分を食べさせるには最適な世界だということはわかった。



「カラクテ ショッパクテ オイシイヨ」



そうして、炎よりも熱いキムチは戦いの場を自分の食事会場に変える。
増えて増えて炎よりも熱いその身をばらまき……そうしてこういうのだ。



「オカワリ モ アルヨ
 モット タベテ タベテ」







☆○△◇☆○△◇☆ キムチ写真館 ☆◇△○☆◇△○☆



●うごめくキムチ


●あおざめたキムチ


●あさづけ


●紅しょうが


●〈毒〉キムチ


●〈約束〉キムチ


●キムチフラッグ


●敗退後のキムチ


●敗退後にバザー始めたキムチ


●ハツユメ ハ キムチ デ キマリ

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