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決めセリフ:…斬る
死にセリフ:…また、駄目だった…
リージョン【幾夜桜餞華劇】
(かばん):☆十五夜の特製傷薬
(かばん):胴が長いねこの毛玉
装備枠(首):☆桜吹雪連合会長シノザキの連合会員証
装備枠(右手):[手]鳥越九重の錆びた改札鋏
装備枠(左手):[手]いえいねこのしっぽ
チーム:ST
キャラクター名:竹内
生い立ち:おにぎりが好きだ。貴女が私のために握ってくれたものだったから。優しい味だった。優しい貴女だった。剣にしかなれない私とは対照的に。この目に映る貴女が残響に過ぎないのだとしても、今度こそ私は、死に連れていかれた貴女を全てから守り抜く剣となろう。
JOB:剣士
技1 明鏡止水 (回転斬り) (物理) MP2 命中70 範囲1~3
技2 海誓山盟 (シルヴィア剣) (物理) MP1 命中95
技3 鏡花風月 (二刀) (物理) MP3 命中70 2回攻撃 3ターン以上で発動可
技4 桜舞 (鎌居達) (物理) MP4 命中60 3回攻撃、<切傷>化(被Dmg+1・毎ターンHP-1) 4ターン以上で発動可
技5 平手打ち (でこぴん) (物理) 命中65
技6 平手打ち (でこぴん) (物理) 命中65
宝箱:オランピアの竜剣 (剣術攻撃時<スタン>化(レア:2回勝利時以降に発動))
ID:128 <Phase 1> (登録:2022-12-12 / 更新:2023-10-02 21:19)
作成者:kurukuru1938 《◆キャラクター確定済み 1 》
竹内が残した紙切れ
――――――――――――

19××年××月××日

今日は佐藤が指揮を執る××艦××が出航する日だ。
私は足早に、1番に佐藤の元へ向かい、艦長就任おめでとう、と祝った。
佐藤はありがとう、こんな私に皆ついてきてくれるように頑張るね!と嬉しそうに笑った。
佐藤が笑っていると私もなんだか嬉しくなってしまう。佐藤のことなのに私が嬉しくなってどうする……
佐藤を乗せた艦艇が見えなくなるまで見送った。佐藤の向かう××は風の噂で聞いたが、激戦地のようだ。でも佐藤ならきっと朗報を持って帰ってきてくれる。
……ああ、佐藤が帰還する頃は桜が満開になっている頃だ。帰ってきたら2人で見に行こう。

――――――――――――

19××年××月××日

佐藤が××へ行ってから数週間経った。佐藤の長期不在にはもう慣れていると思ったが、やはり寂しい。元気にやっているだろうか。病気などしてないだろうか。手紙でも出そうか……
佐藤の手料理を食べたり、たわいの無い話をして笑い合いたい。
……ああ、佐藤をこの刀で守ることができないのがもどかしい。
そういえば、私もそろそろ×××への往く日が近づいてきている。
部屋のラジオからは自国の華々しい戦果が流れ続けている。

――――――――――――

19××年××月××日

今日は何人の命を奪ったのだろうか。数えている余裕などないが、向かってくる敵兵を斬っては捨て、斬っては捨て…………
私の目の前で、私の手で、人生を終わらせるのを見るのはもう散々だ。命を奪うのではなく、守るためにこの刀を振るいたい。
この戦争はいつまで続くのだろうか、終わりは来るのだろうか……戦争が終わって、平和になったら、佐藤に……
……佐藤も頑張っているんだ、弱音を吐いてどうする。私も頑張らなくては。

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(筆跡が乱れている)

××艦が大破した佐藤が乗っている船だ敵の砲弾が直撃して轟沈した乗組員の生存は絶望的だそうだラジオがしきりにいっている五月蝿い五月蝿いうるさいうるさい全員死んだ?死んだ?しんだ?佐藤が?さとうが?どうして?どうして?どうして?どうして佐藤がしなないといけないの?どうして?どうして?これは夢だ悪い夢だ夢だゆめだゆめだゆめだ佐藤は生きてるはずだいきてるいきてるいきてる帰ってきてくれる帰ってきてくれるかえってきてかえってきてかえってきて死んだ?しんだ?うそだうそだうそだうそだうそだわたしは守れなかった守れなかったまもれなかったまもれなかったまもれなかったまもれなかったまもれなかった

……ああ……

――――――――――――

19××年××月××日らしい

目が覚めると真っ白な天井が視界を覆った。
無機質な部屋、白いベッド、忙しく動き回る看護師……ここは病院か。
どうやら切腹した直後、部下に見つけられ、急いで病院に担ぎ込まれ、一命を取り留めたらしい。
……どうして私は生きているんだ?
相当深く腹を切ったせいか、痛みが酷く上手く身体も動かず思考も働かない。
……どうして佐藤が死んで私が生きているんだ?

――――――――――――

19××年××月××日
1人で歩ける程度には回復したので、佐藤の部屋を訪ねた。部屋の主が居ないためかどこか寂しい。
そういえば、佐藤に私が行ったら引き出しを開けて欲しいと言っていたのを思い出した。
の引き出しを開けるとそこには1通の手紙が入っていた。読んだ。読まずにはいられなかった。涙が止まらなかった。



竹内へ
竹内がこの手紙を読んでいる頃、私はもしかしたら先に行っちゃってるかもしれないね。竹内は真面目だから、あの時してくれた私を守るっていう約束を果たせなくて、思い詰めちゃっていると思うんだ。
……ずっと守ってくれるって言ってくれた時、すごい嬉しかったなぁ。私が大好きな人に言われて嬉しくない訳ないもん。……ありがとう竹内。
でもね、竹内は私の分まで生きて、生き抜いて欲しいんだ。それが私の願い。

私との「約束」だよ。



――――――――――――

19××年××月××日

もうここに意味も無くなったので退役した。
私には帰る所も、階級も、守るべきものも、もう何も無い。最早死んでいるのも同然だ。
けれど、佐藤は私に生きて欲しいと願った。私の分も生きて欲しいと。
……私はなんて愚かだったのだろう。2度も約束を破ろうとしていたのだ。過ちを繰り返そうとしていたのだ。
私は、生きなくてはならない。





……生きることが、護り続けるという約束を果たせなかった私にできる唯一の償いだ。










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友人ではない(断言)【第8試合】


【バザーお礼のコーナー】
・竹内の何か重いおにぎり


・竹内のマル秘和菓子店帳


・竹内のきれいなおにぎり


・竹内の無銘刀溟海


・竹内の無銘刀桜幻




ご購入ありがとうございました…!
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