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決めセリフ:ラスト・デイ
死にセリフ:暴れ足りない!!!
リージョン【分からない】
チーム:ST
キャラクター名:あざむき
生い立ち:どこにいたってなにしていたって自称も他称も最終兵器。流されたってミラーボールにぶつかったって今日も最後の日にしなくっちゃっ!
JOB:弓矢使い
技1 ナージャ    (その他) MP7 3ターン後の最後に物理攻撃発動。命中70 範囲5~6
技2 キンナラ    (その他) MP5 2ターン後の最後に物理攻撃発動。命中75 範囲3~4
技3 頭の体操    (その他) 自分のMP+2
技4 鞭       (物理) MP1 命中60 範囲1~2 相手のMPを2削る
技5 毒矢      (物理) MP1 命中90 敵の最もHPの高い相手に当たる。<毒>化
技6 ----
宝箱:風水剣 (2ターン目最大HP・HP5)
ID:159 <Phase 1> (登録:2021-12-04 / 更新:2022-12-13 14:40)
作成者:moyori 《◆キャラクター確定済み 1 》
あざむきが残した紙切れ


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伝わらざるモノ視点 霊体の観察

 歩き続けだったその「あし」はその動きを止め、しばらく佇んでいた。私には足元しか観測できないので分からないが遠くを見ている、そんな気がした。
 何かを思い出しそうになったが何も思い出せなかった…そんな様子なのかもしれない。

 この最終兵器にも人としての意思を持っていた時代があった。
 ぽれんの行われる世界に召喚される際に生体兵器であった頃のように個体としての意識を得てはいるものの、意図を持てるほどの自我はなく反射的反応をしているだけだ。
 思い出しても破壊活動には支障が出るだけでメリットはないだろう。

思い出してもその時に戻れるわけではないのだ。だから、仕方ない。……。


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伝わらざるモノ視点 霊体の観察 その2

 他者にはほぼ足しか認識できない存在にまともなコミュニケーションをするのは難しい。そんなやつが売買で収入を得ていたとは…。驚いた。

 進路を塞ぐモンスター達を破壊した際に近隣の住民から謝礼を送られ、気に入ったら回収していることもあった。しかし気に食わないものは投げ捨てるように蹴り飛ばしていた。気にいるかの基準はあし自身にしか分からない。
 このあしが物を持つときは自分の持つ別空間に放り込む。武器のストックもその空間で保管し使用時に取り出している。硬貨の所有はできるものの、概念を理解しているかは怪しいところだ。

 蹴り捨てたあしのものに価値を見出した者がいたり、あしが硬貨を撒き散らした際にたまたまそういう流れになったり、あしがバザーでものを散らかしながら休んでいる場にでくわしたり、案外足話(※手話の足版…恐らく)でスムーズにトレードしたり…シチュエーションは様々であったが奇妙な「あし」との売買は成立したのだ。

 もし。もしも、今のあしにも他者とコミュニケーションを取ろうという気持ちが芽生えつつあるのなら、例え変わり果てた姿であっても私は嬉しく思ってしまうのだ。それはあし自身にしか分からないが…。


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伝わらざるモノ視点 霊体の観察 その3


 あしは炭鉱の奥まで来ているようだ。歩き回り金を拾うなどしていたようだが、小さい横穴に入ってからはしばらく動いていない。
 しばらく動かない様子はまるで眠っているようだった。このあしが夢を見ているとしたら…戦う夢なのだろうか。

 ぽれん9すべての参加者が本戦1戦目を終えた。このあしもぽれんにはもう9度目の参加になる。
 初戦落ちしようが石化しようが千切れようが自我も身体も失おうが…また再びぽれん開催時にはこのあしは現れた。(それを観測する私も同様に)
 このあしは兵器として、そして破壊願望者として常に戦いを求めている。ぽれんはあしの欲求に応えてくれる。だから立ち上がれるのだろう。それは執念と言えるものなのだろうか。
 また試合がくる。まだ戦える。このあしにとって戦い続けていられることが何よりの幸せであろう。



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伝わらざるモノ視点 霊体の観察 その4

 あしは敗北後もすぐに飛び起き活動をしている。動ける限りは活動していたいようだ。探索をし、障害を倒し、拾いものをしている。

 このぽれん世界が閉まった後、あしの個体は失われ無意識化の存在に戻る。しかしまたこの世界が開かれればあしは現れるであろう。
 果てに辿り着くその日までは歩き続ける。このあしにはそういう在り方しかできない。

 そして、この私も…。このあしに壊され、白く消えた後も観測する事だけが許されている。もう干渉することはできないが…。
 せめてその道があしにとって"楽しく"あるように……。残った時間でそう祈り続けるしかないのだ。


  > 夢で未来を見た (2022/01/20 22:52:54)

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