出番一回目で*爆発四散*しロウストーンで復活してもあんまりいいとこ見せられなかったキャベツの化身（誇り高き本国産）は、応援席のキャベツの化身たちに亡骸を囲まれ、『やっぱりハウス栽培（温室育ちと同義）の化身はダメだな』とプークスされてしまうのだった。

なお程よく爆散した本体はプークスしていたキャベツの化身たちによってザワークラウトにされました。いい感じです。


【キャベツの化身きゅ～あんどえ～】
Ｑ１.キャベツの化身ってなんなんですか？
Ａ１.キャベツの化身はキャベツの化身です。

Ｑ２.どんな生物なんですか？
Ａ２.キャベツの化身はマザーから排出された種子が成長し、自律行動をするために化身体を得た存在です。本体は頭上のキャベツで、生物ではなく植物に分類されます。またキャベツの化身は全固体がマザーとリンクしており、随時情報を共有しています。
　　 キャベツの化身は本体さえ無事であれば化身体がズタボロになっても生存可能ですが、本体が著しく損傷すると死亡します。
　　 キャベツの化身の自爆は化身体が爆ぜているので命に別条はありませんが、生き恥を晒し続けるのはキャベツの化身にとって死よりも辛いので大半の個体が自死を選びます。稀にいる恥を知らない個体は自死を選ばず（次もがんばろ～）などと考えていることが確認されています。

Ｑ３.幼体とは？
Ａ３.キャベツの化身は外葉の展開と同時に土の中で化身体生成が始まり、生成が完了すると自発的に地上に出てきます。
　　 キャベツの化身たちは地上に出てから結球が完了するまでの期間を幼体と認識しているようです。
　　 キャベツの化身たちは成体になった直後の外葉がある状態を『野暮ったい』と感じるようです。人間が頭髪を整えるのと同じように、外葉を切り落として整えます。本体を傷つける行為なので激しい苦痛を伴いますが、成体と認められる試練として受け入れられています。たまに嫌がってそのままの個体もいますが、他の個体からは試練から逃げた腰抜けだと蔑まれているようです。


【キャベツの化身ばざ～】
ふわふわな抜け毛：化身が互いにブラッシングして集められた抜け毛。瑞々しい香りがする。
お気に入りフード：本体の生育に必要な栄養素がぎゅっと含まれているらしいドライフード。
　　　　　　　　　ほどよくカリカリでリッチなお味だとか。
ザワークラウト　：過保護な環境で育てられた本国産キャベツのみで作った美味しいザワークラウト。
　　　　　　　　　化身の毛は混入していないのでご安心ください。
幼体引換券　　　：お好きな化身の幼体と交換できる券。
　　　　　　　　　幼体は結球の最中の個体であり、化身のサイズは手乗りから成体と同等まで様々。
　　　　　　　　　化身の個体差は激しいのできっと理想の幼体が見つかる、はず！
　　　　　　　　　※ご希望の方には飼育に必要な物をまとめた『お世話セット』をお付けします。
食用の幼体引換券：お好きな食用の化身の幼体と交換できる券。
　　　　　　　　　頭上の本体は通常の化身でも美味しいが、食用個体の本体は更に美味しい。
　　　　　　　　　食用の化身に自爆能力は搭載されておらず、レタス派への攻撃性もないので愛玩用にもオススメ！
　　　　　　　　　本体を著しく損傷すると死んでしまうのでご注意ください。
　　　　　　　　　※ご希望の方には飼育に必要な物をまとめた『お世話セット』をお付けします。
撫で権バッジ　　：標準的なキャベツの化身の黒いシルエットに撫でるような白手袋が添えられたデザインのバッジ。
　　　　　　　　　これを身に着けていれば化身を好きに撫でられる。
　　　　　　　　　※このバッジでは撫でる権利しかありません。
　　　　　　　　　本体を触る、モフる、だっこする等、過剰な接触を行った場合身の安全は保証いたしかねます。
もふ権バッジ　　：標準的なキャベツの化身のキャベツ色のシルエットに揉むような両手の白手袋が添えられたデザインのバッジ。
　　　　　　　　　これを身に着けていれば化身と好きなだけスキンシップができる。
　　　　　　　　　撫では当然、顔を埋める、だっこする、吸う等、危害を加える以外の全てが許される。
　　　　　　　　　※本体への過度な接触を行った場合、身の安全は保証いたしかねます。
命令用ホイッスル：瑞々しいキャベツの葉のような色艶のホイッスル。
　　　　　　　　　対象を指し示しながら吹くと化身にしか聞こえない音が出て、どこからともなく現れた化身がキャベツバスターで爆殺してくれる。
　　　　　　　　　枯れた葉のような色になるまで使える。一年前後が目安。
　　　　　　　　　本来は自衛手段を持たない食用体のための物だが『一個くらいならいいか～』と軽い気持ちで出品された。何やってんだ。