(かばん):佐藤珊瑚のサングラス
(かばん):ミキの羽がついた本の栞
装備枠(首):アザミの支給品苦無
(かばん):ミキの羽がついた本の栞
装備枠(首):アザミの支給品苦無
チーム:ST
キャラクター名:蒼き邪神のミラ
生い立ち:紅石夜/蒼琉明の旅団におけるサバイバル担当。
まっくろな邪神は、自ら望んでこの戦いの地に降り立った。その弓はかつての英雄のもの。その矢は敵を滅する為の闇。深淵の奥底から、今《それ》はやってきた。
JOB:弓矢使い
技1 怠惰なる蹂躙劇 (ナージャ) (その他) MP7 3ターン後の最後に物理攻撃発動。命中70 範囲5~6
技2 強欲なるものの末路 (キンナラ) (その他) MP5 2ターン後の最後に物理攻撃発動。命中75 範囲3~4
技3 影に潜む嫉妬 (影縫い) (物理) MP2 命中85 範囲2 攻撃後、相手の速さを-2
技4 傲慢が覆う影 (影縫い) (物理) MP2 命中85 範囲2 攻撃後、相手の速さを-2
技5 憤怒の業炎 (でこぴん) (物理) 命中65
技6 貪食の一矢 (でこぴん) (物理) 命中65
技2 強欲なるものの末路 (キンナラ) (その他) MP5 2ターン後の最後に物理攻撃発動。命中75 範囲3~4
技3 影に潜む嫉妬 (影縫い) (物理) MP2 命中85 範囲2 攻撃後、相手の速さを-2
技4 傲慢が覆う影 (影縫い) (物理) MP2 命中85 範囲2 攻撃後、相手の速さを-2
技5 憤怒の業炎 (でこぴん) (物理) 命中65
技6 貪食の一矢 (でこぴん) (物理) 命中65
宝箱:空っぽ (何も入っていなかった....)
ID:224 <Phase 2> (登録:2022-12-26 / 更新:2023-12-10 17:25)
蒼き邪神のミラが残した紙切れ
◇迂闊だった──。矢を1本持って行き忘れた。
本当に全部もってったと思ったんだ。まさか足りないとは思うまい?探したさ。荷物の中全て。
なかったんだよ。どこにも。どうして。どうしてか?それは我の確認が足りなかったからなんだよ。分かっている。分かっているがどうにも辛い。忘れた我を責めてくれ、みんな。
(そこには(私は大事な矢を1本なくしました)と立て札を下げるミラがいたという)
──────────────────────
我は、ミラ。邪神の、ミラ。
人を屠り、魔物とともに生きた悪しき神。
我は、ミラ。邪神の、ミラ。
かつてあの花紡士《はなつむぎ》に倒され、記憶はそのままに流刑と成った神。
我は、ミラ。『人ノ神』と成った、ミラ。
人のために、痛みを背負い、苦しみを分かち、喜びを与えようとしている神。
我は、もうひとりではない。モモ。ロウン。それはお前たちが証明してくれたことなのだから。
「ちょっとミラ?何ボーッとしてるのよ」
まん丸で、黒目がちな少女の目がこちらを覗き込んだ。
フサフサのモモンガの耳は、キャスケット帽子で隠されている。
「…ああ、紅石夜の旅団のものたちを見ると、我の苦しみはちっぽけなんだろうなと」
そう言いながら、我は行き交う人々を見た。これでモモが巨大化しないといいがな。
──────
何か、箱を買った。箱にはウイルス〇スターと描かれている。
中身を取りだしてみると、そこには不思議な円盤。
ミラは、たまたまそこにいたオルタとシスルに聞いてそのCDを、ロゼのパソコンに入れた。もちろん本人はそれが何たるかもわかっていないまま買ったのである。
分かっていないのである。
それがどんな影響を及ぼすかは、ミラは知らない。
しかし、神の異能ゆえか。不思議といい予感はしたのだった。
────────
我は蒼琉明の旅団なるところに来た。紅石夜はどうにも人数が多くなりすぎて姉妹組織を作ったようだ。
蓋を開けてみれば……
「かわいい」を蒐集しているという動く死体に、(特殊な呪術による蘇生術がその世界にはあるようだ)
ウイルスに感染して暴走している機械の少年に、(可哀想に……)
「のがせん」と呼ばれている先生とその教え子に、(やや危険物になりそうなものを手品に使っているようだ)
仲のいい若い軍人2人組に、(このふたりは特段仲がいいようだ)
キャラがブレブレなタイムトラベラーに、(それほどまでに時を駆けたのだろうな)
大切な存在を亡くした精霊術士。(大切なものを亡くす苦痛は、察するには余りある)
変わった面子だとつくづく思う。しかしまあ、我とてそれは同じこと。深淵からやってきた、閉鎖世界の善くあろうとする邪神なのだから。
────────
…………月姫《つき》。これはどういうことだ。これはどういうことだというのだ。
お前が恐れすぎて火力不足とすら言われているではないか。
「しょうがねえだろ?ポ9の時は速さなくて死んだし、環境が違うし」
しょうがなくないだろう、人の話を聞かずにこうしろとお前が言ったからアトラスの弓もスペックを引き出しきれずもやもやしておるわ。
「ヒィ~~~^^返す言葉もねっすw」
お前はへらへらする前に。一回戦ってこい。いいな。戦え。
「来年ね」
有無は言わせぬ。お前は戦え。
「だ~~~から来年!!!!!!!!!!クレアくゃんとディーリの出番を奪うなお前ェ!!!」
ルディーとビリーとて奪われているだろう?お前が出ろ。いいな。
「断固反対。でるとしても来年。暑さをしのぎ鬱っぽいこの苦しみを乗り越え仕事も見つけてこれから迫りくる定期ゲーの嵐を乗り越えて生きてたら参加してやってもいいよ、おまえのかわりにね」
─────
ミラは、うごめくキムチを買った。
そして一口食べて見ると───
「のわっっっっっっっっ」
悶絶した。辛すぎて地面をころげ回った。
…ご本人の前で失礼をかましてしまったミラは……。
「お、オイシカッタゾ」(盛大な裏声)
そう言って、サムズアップしたとかしてないとか……。
~~~~~~~~
目を覚ましたら、側近の顔があった。
「ミラ様、お体の具合は」
「……ああ、そういえば我は夢を見ていたんだっけな。うむ、おかげさまで随分と」
自らこの地に降り立っていたと思っていた。しかしそれも夢だった。
壊れたはずの体は変わらずもそこにあった。
我は、夢を見ていたのか。
(というわけで敗退です!共闘してくださった皆さん、ありがとうございました。)
☆バザーのおしなもの
■川魚の塩焼き
□落とした矢
誰かに買われて行ったようだ……。
(ありがとうございます!お礼絵を後日描かせていただきます)
□深淵で鍛えた剣
「重たくてダメ?……それなら小さくしておこうな」
本当に全部もってったと思ったんだ。まさか足りないとは思うまい?探したさ。荷物の中全て。
なかったんだよ。どこにも。どうして。どうしてか?それは我の確認が足りなかったからなんだよ。分かっている。分かっているがどうにも辛い。忘れた我を責めてくれ、みんな。
(そこには(私は大事な矢を1本なくしました)と立て札を下げるミラがいたという)
──────────────────────
我は、ミラ。邪神の、ミラ。
人を屠り、魔物とともに生きた悪しき神。
我は、ミラ。邪神の、ミラ。
かつてあの花紡士《はなつむぎ》に倒され、記憶はそのままに流刑と成った神。
我は、ミラ。『人ノ神』と成った、ミラ。
人のために、痛みを背負い、苦しみを分かち、喜びを与えようとしている神。
我は、もうひとりではない。モモ。ロウン。それはお前たちが証明してくれたことなのだから。
「ちょっとミラ?何ボーッとしてるのよ」
まん丸で、黒目がちな少女の目がこちらを覗き込んだ。
フサフサのモモンガの耳は、キャスケット帽子で隠されている。
「…ああ、紅石夜の旅団のものたちを見ると、我の苦しみはちっぽけなんだろうなと」
そう言いながら、我は行き交う人々を見た。これでモモが巨大化しないといいがな。
──────
何か、箱を買った。箱にはウイルス〇スターと描かれている。
中身を取りだしてみると、そこには不思議な円盤。
ミラは、たまたまそこにいたオルタとシスルに聞いてそのCDを、ロゼのパソコンに入れた。もちろん本人はそれが何たるかもわかっていないまま買ったのである。
分かっていないのである。
それがどんな影響を及ぼすかは、ミラは知らない。
しかし、神の異能ゆえか。不思議といい予感はしたのだった。
────────
我は蒼琉明の旅団なるところに来た。紅石夜はどうにも人数が多くなりすぎて姉妹組織を作ったようだ。
蓋を開けてみれば……
「かわいい」を蒐集しているという動く死体に、(特殊な呪術による蘇生術がその世界にはあるようだ)
ウイルスに感染して暴走している機械の少年に、(可哀想に……)
「のがせん」と呼ばれている先生とその教え子に、(やや危険物になりそうなものを手品に使っているようだ)
仲のいい若い軍人2人組に、(このふたりは特段仲がいいようだ)
キャラがブレブレなタイムトラベラーに、(それほどまでに時を駆けたのだろうな)
大切な存在を亡くした精霊術士。(大切なものを亡くす苦痛は、察するには余りある)
変わった面子だとつくづく思う。しかしまあ、我とてそれは同じこと。深淵からやってきた、閉鎖世界の善くあろうとする邪神なのだから。
────────
…………月姫《つき》。これはどういうことだ。これはどういうことだというのだ。
お前が恐れすぎて火力不足とすら言われているではないか。
「しょうがねえだろ?ポ9の時は速さなくて死んだし、環境が違うし」
しょうがなくないだろう、人の話を聞かずにこうしろとお前が言ったからアトラスの弓もスペックを引き出しきれずもやもやしておるわ。
「ヒィ~~~^^返す言葉もねっすw」
お前はへらへらする前に。一回戦ってこい。いいな。戦え。
「来年ね」
有無は言わせぬ。お前は戦え。
「だ~~~から来年!!!!!!!!!!クレアくゃんとディーリの出番を奪うなお前ェ!!!」
ルディーとビリーとて奪われているだろう?お前が出ろ。いいな。
「断固反対。でるとしても来年。暑さをしのぎ鬱っぽいこの苦しみを乗り越え仕事も見つけてこれから迫りくる定期ゲーの嵐を乗り越えて生きてたら参加してやってもいいよ、おまえのかわりにね」
─────
ミラは、うごめくキムチを買った。
そして一口食べて見ると───
「のわっっっっっっっっ」
悶絶した。辛すぎて地面をころげ回った。
…ご本人の前で失礼をかましてしまったミラは……。
「お、オイシカッタゾ」(盛大な裏声)
そう言って、サムズアップしたとかしてないとか……。
~~~~~~~~
目を覚ましたら、側近の顔があった。
「ミラ様、お体の具合は」
「……ああ、そういえば我は夢を見ていたんだっけな。うむ、おかげさまで随分と」
自らこの地に降り立っていたと思っていた。しかしそれも夢だった。
壊れたはずの体は変わらずもそこにあった。
我は、夢を見ていたのか。
(というわけで敗退です!共闘してくださった皆さん、ありがとうございました。)
☆バザーのおしなもの
■川魚の塩焼き
□落とした矢
誰かに買われて行ったようだ……。
(ありがとうございます!お礼絵を後日描かせていただきます)
□深淵で鍛えた剣
「重たくてダメ?……それなら小さくしておこうな」