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決めセリフ:AMを取り戻す
死にセリフ:くっ・・・
リージョン【タンジェント】(無所属リージョン)
(かばん):ホーリーの大正時代招待状
(かばん):花送屋のブーケの安らぎの花
装備枠(首):★拓郎リムスの戦いの果ての記録
装備枠(右手):[手]レモン石鹸の妖精のキャンドラ
装備枠(左手):[手]フザイショイメイの未使用キャンドラ
装備枠(頭):[頭]彼岸花のクトリのお手製アクセ
装備枠(頭):[頭]ゴーストコードの後に立つ者の意志
装備枠(お尻):[尻]十五夜の破邪のクリスタル
チーム:ST
キャラクター名:ポレンのクロネ
生い立ち:リンネと共にあった戦乙女の加護はこの世界で何度も干渉を受け、なかったはずの自我がつくられ目覚めた。そして戦い続けるリンネを戦いから解放するためリンネの中に残った神の干渉を使いリンネから抜け出て、彼女の過去の名前を名乗る。消滅覚悟でAMを取り戻しに行く。「例えこの身滅びようともリンネがもう戦わなくていい場所、AMを取り戻しに行く。さよなら・・・リンネ。今までありがとう。」リンネに別れを告げて宙を泳ぎ進みゆく。例え生き残れたとしても戦いが終わるときには静かに体が崩壊してこの世に居れなくなるだろう。
JOB:ナイト
技1 例えこの身滅びようとも (かばう) (強化) MP1 速さ-25% <かばう>化(自分より低HPの仲間への物.魔.銃.自爆攻撃を肩代わり。かばった仲間のHP+1+(精神÷2))
技2 LJからAMを取り戻す (聖なる儀式) (弱体) MP2 範囲5~6 精神と魔力を1ずつ、精神として吸収
技3 戦い続けてきたリンネが (ヂャウ) (強化) MP2 自分を<反射>化 (反射:一回だけ被物理・銃・自爆・レーザーを反射)
技4 彼女が平穏に暮らせるよう (頭の体操) (その他) 自分のMP+2
技5 それが最初で最後の (ヂャウ) (強化) MP2 自分を<反射>化 (反射:一回だけ被物理・銃・自爆・レーザーを反射)
技6 共に歩んだ彼女への贈り物 (聖剣) (物理) MP2 命中65 自分のHP+(精神÷2+9) 対暗黒剣士Dmgx2
宝箱:帯 (体術Dmg+1)
ID:296 <Phase 1> (登録:2023-12-01 / 更新:2024-02-01 17:00)
作成者:wolfknight 《◆キャラクター確定済み 1 》
ポレンのクロネが残した紙切れ




















※紙切れ文字数対策の為一部文面を画像にしています【01/17】

【 叶わぬ願い 01/17】

私はLJと名乗る場所からリンネの帰れる場所を取り戻す為、戦い続ける。
その戦いは熾烈なものとなり、私自身の体も限界に近づきはじめている。
この世界に来てリンネと一緒だった頃の場所をめぐり、時には話してみたりした。
ふと通りがかりの神社で手作りのアクセサリーを見かける。

「綺麗だろ?それ作ってもらったんだ。」

そこに居たのはおきつねさんだー・・・私、戦乙女の加護が自我に目覚める前にあった1人だ。
なんでも彼岸花のクトリという人物にお手製アクセサリーを頼んで作ってもらって飾っているようだ。

「はて?あなたとはどっかで・・・。」
「いいえ、会ったことはないかと・・・たぶんそっくりさんじゃないかと」

おきつねさんだーはその人物を知っていた。
ただ出会った当初は茶色の毛並みに白の毛並みと今のリンネの毛色は青の毛並みに白の毛並みと違う。
少しばかり話したところで私はまた別の場所へ向かう。
そしてなぜ髪飾りに目が止まってしまったのかリンネの記憶がクロネに教える。

リンネの元居た世界の風習の一部に手作りの髪飾りを相手に贈るという文化がある。
これは異性に対して贈る場合、プロポーズの意味合いがあり、リンネの記憶が反応したのは結婚だとか仲間の思い出だろう。
リンネが守ってきた何人もの同僚、村の仲間が様々な髪飾りをつけて喜んでいた記憶が浮かぶ。

人の姿になり、存在していられる時間が限りあるものと知り、初めて人々に触れて
食べる事を知り、触れてみる事ができて、喜び、怒り、悲しみ、楽しみを知り、リンネの感情、思いを知った時、私の頬に涙が伝う。

「おかしいな・・・私は・・・私は・・・。」

生きたい。
願うならばリンネと共に
またおいしいご飯が食べたい、皆と笑って話がしたい。

覚悟を決めていたはずなのに滅びゆく孤高の秘術だったはずの者が人として叶わぬ願いを持ってしまった。
涙を拭って限られた時間を進み行く。
道中神社で見たようなお手製アクセサリーを見かけたのでそれを購入し、身につけてタンジェントの仲間がいる場所へ向かう。

【 最後の戦い クロネの生きた証 01/18】

私の存在はイレギュラーだ。
巷で噂に聞くシッデオン星人という存在に近く、今までリンネと共に行動してきた。
私はこの世界とは別の神々から”戦乙女の加護(死者の秘術)”としてリンネに付与された秘術である。
考える事、感情なんて言葉も知らないただの秘術だった。
だがこの世界に来て、(ポレン6で)リンネが死して秘術として私が起動した。
私の役目はそこで終わるはずだった・・・だったのだが私たちが飛ばされた異世界はいろいろかき乱した。
その始まりはドロイドV2によるもの胡乱なる訳の分からないもので私に自我が芽生え、リンネを見ていた神々が干渉することで私自身も生きながらえた。
そして彼女・・・リンネをいつのまに内側から応援し、リンネを通してこの世界を学習していった。
神々の干渉は私自身にも力を与え続けた。
そして・・・(ポレン10で)私自身が力を具現化させる力を得るとともにリンネの魂が持たなくなってきたことにも気づいた。
何度も私を通してよみがえった結果である。
私は決断した。
私が過去の記憶を持って抜け出ることでリンネに過去を思い出させることなく、そして私が滅びることで彼女自身がこの世界の戦いに巻き込まれないようにすることを。

秘術から人として生まれ変わった私には生存限界が存在する。
秘術としての私なら気にすることはなかった。
人として色々触れて、食べてみたり、金貨で物を購入したり、話してみたりした。
リンネから持ち出した過去の記憶が人として行動していくうちに色々繋がり、生きたいと願ってしまった。
そしてリンネと一緒に居たいと・・・。
私にはもう時間がない。
だから・・・この身でLJからAMを取り返しに行く。
戦い続けることでしか生きた証を残せないのだから。

カバンに【大正時代招待状】、【安らぎの花】を詰め込んで
共に戦った者の【戦いの果ての記録】を首に飾り
【キャンドラ】の力を両手に【後に立つ者の意志】を背負い、帯に【破邪のクリスタル】を根付けとして取り付けて
最後に私と・・・リンネの意思が欲しがった【お手製アクセサリー】を髪に留めて

聖なる墓標に私の魂は戻ることはない・・・
私の最後の虹(一瞬)を滅びる前に刻み込む。

【 リンネ転生 01/20】

「くっ・・・」

最後の銃撃を受けて、存在限界が訪れてしまい人魚がごとく泡となって消えゆくクロネ。
薄れゆく意識の中で思うのは

幸せになって・・・リンネ

最後の瞬間まで彼女を思い、聖なる墓標にさえ戻ることもない魂は
最後に死者秘術【ネクロノミコン】としてではなく人として彼女は散っていった。



クロネが消えると同時にリンネが寒空の下、目を覚まし、立ち上がって周囲を見渡す。
ポレンの世界では戦う事でその場が荒れることがあったが何者にもこの場を荒らされていなかった。
今まで何をしていたのか思い出そうとしても何も思い出せなかったが

「・・・?涙が・・・どうして?」

わけもわからなく涙があふれて来た。
何も悲しいことはないはずなのに涙が出るほどうれしいことはないのにどうして?
記憶がなくなっても共に歩んできて力を貸してくれた存在がなくなってしまった事を戦ってきた記憶として覚えていたらしい。
しばらく涙を流し、たたずんでいたが涙を拭って動き出す。

輪廻転生秘術【リンネノミコン】

クロネが最後に贈った彼女への贈り物。
クロネが過去を背負い、魂を削る要因であった自身【秘術】と共に消えるとこで輪廻転生の役割を果たした。

彼女は戦いからやっと解放され、1人の女性としてポレンの世界を生きていくことになる。
静かに強く歩んでいく。
静かに遠くで見守っていた2人に見送られながら。

リンネとクロネの物語 終わり
【ポレン6~ポレン11】
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