ここは、アンディーメンテSNS『魔星会』のページです。
気軽な交流の場として、楽しくご活用下さいませ。

アカウントを作る

←ポレン11TOPページへ

決めセリフ:闇と熔けよ
死にセリフ:捉えるにはまだ遅い…
リージョン【魔障】
チーム:ST
キャラクター名:無貌
生い立ち:神は“分ける”ことで世界を創った。かつて光と闇とは一つであった。「で、あるならば、」男は続ける。
JOB:天使
技1 原罪 (ヴァハ) (魔法) MP3 命中72 範囲3
技2 福音 (ヴァハ) (魔法) MP3 命中72 範囲3
技3 審判 (ヴァハ) (魔法) MP3 命中72 範囲3
技4 力への意志 (精神統一) (その他) 自分のMP+4 HP-8
技5 永劫回帰 (ヴァハ) (魔法) MP3 命中72 範囲3
技6 楽園追放 (エクセプトハー) (強化) 天使以外の死んだ仲間全員をHP=3で蘇生、自分は強化ステータスのほとんどを解除しHP=0 <復活不可>化
宝箱:襤褸切れ (3ターン目速+5)
ID:496 <Phase 2> (登録:2023-12-11 / 更新:2024-01-30 00:43)
作成者:KZamazing 《◆キャラクター確定済み 2 》
無貌が残した紙切れ
【古びた聖書の一部】
これはもうどこだったかも忘れた、薄暗い古書店で見つけた本。
どうやら宗教の教典であるらしいね。
ハードカバーの触り心地が気に入って、中身も見ずに買った。
話の調子を取るのに使ったり、武器のように見せかけてみたり、破いたり直したりしているうちに大分くたびれてしまった。
こんなものでいいならいくらでもあげるよ。

さても私に与えられた「無貌」とかいうコードネームだが、聞くところによると神を冒涜する架空の神を示す言葉であるらしい。
面白い名前をくれたものだよ。
ありがたく頂戴し、そう名乗らせてもらっている。
本名?生憎鼓膜に対応していない。悪いね。



【何気ない何かの話】
世界の始まりのそれよりも前、全てのアトムは光の速度で同じ方向に運動していたという説がある。
全が光速であり、相対的に0であった。絶対的に極限でありながら、相対的に無の世界だ。

あるとき、その数多のアトムの中で、「遅れ」が発生した。
その無の相対性が崩れたときから、全ての物質が誕生したという話だ。

全てが光であった空間に、光でないものが増え始めた。
世界は少しずつ、減速している。

さて、全てが減速を完了し、全ての速度が0になったとき、世界はどうなるのかね。
再び「絶対的に極限でありながら、相対的に無の世界」が訪れるのだろうかね。
今度は光速ではなく、停滞の中から減速するのだとすれば?
負の世界が始まるのだとすれば?
数字は大きくなっていく。
また、光速を生み出すほどに。

振り子のように繰り返すのかもしれない。
まさに永劫回帰、ニヒリズムの極致である。

全ては想像にすぎない。夢の話だよ。
覚醒したかね?



【熟した林檎】
「物が落下する」のを見たことはあるかね?
馬鹿にしているわけではないが。

君らの世界には、物理法則が満ちている。
気にしたことはあるかね?
少なくとも、昔の私はなかったね。

異なるものを見てようやく、当たり前にあったものにも視線が行く。
異を知る。

ありとあらゆる知とは、それまでの思考体系に当てはまらないものに破壊されて再構築される。
天文学者が木星を追った時のように、数学者が落ちる林檎を見たときのように。

――腐る前に早く食べた方がいいよ。


ところで、知恵の実を林檎と形容することがあるそうだね。
なんとまあ、皮肉なことだろうね。



【黒反射の爪塗料】
”こちら”に来て、損傷というものを知ったよ。
困っていた時、爪に補強の意味でマニキュアを塗るというのを聞いた。
試した結果、なかなか良かったからね、こんなものでいいなら予備をあげるよ。
薬局で売っていた奴だ。

良く目立つ黒は、自分の指先がどこにあるのか見失わなくて済む。
とても便利だよ。



【錆びた吊香炉】
どこだったかな、教会に立ち寄った時、廃棄物の中から拝借したものだ。
ずいぶん古く、使い込まれているようだね。
錆を落とせばまだ使えるんじゃないかな。
こちらに来てから、においを嗜む、という感覚を知った。
同時に、においを嫌悪する、ということも。

ああ、私はにおいに好悪はないよ。そこまでの情緒がない、というのかもしれない。
『心』においては、まだ未熟なのだろう。
君はどうかね。



【不定色の光輪】
以前は私にもちゃんと理解できていたんだがね、水晶体には対応していないらしい。
ただ敢えて表現するならば、――……これは君たちにとっての「落下」だ。
私が本来所属すべき法則の、基本部分。
こちらにその法則がないものだから、ぐにゃぐにゃと定まらない色合いをしている。気持ち悪いね。

まあ私にとっちゃそこらにあるものだから、インテリアにでも使うといいよ。
光量に期待はできないがね。


ーーー

第36試合

コメント

 Now Loading....
1
2