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決めセリフ:もう一度共に歩く日を!
死にセリフ:(たとえ再度隔たれても)
リージョン【ロゼアの奇跡】
(かばん):☆ナイチンゲールの一欠片の夜空
(かばん):ズロニツェの鐘の残響
チーム:ST
キャラクター名:大罪と奇跡の子供たち
生い立ち:刃が壁を穿つ。思いが境界を揺らがせる。戦いは出会いとなり、出会いは奇跡を呼び、紡がれた奇跡は鎖を緩ませた。たとえ再び世界の法則で隔てられたとしても、求め続けた者と指先が触れ合った今なら、迷わずに歩いていける。――久しぶり、やっと会えたね。
JOB:弓矢使い
技1 心花結鎖 (影縫い) (物理) MP2 命中85 範囲2 攻撃後、相手の速さを-2
技2 インドラ    (その他) MP4 1ターン後の最後に物理攻撃発動。命中80 範囲2~3
技3 頭の体操    (その他) 自分のMP+2
技4 心火千刃 (アスラ) (その他) MP11 2ターン後の最後に物理攻撃発動。命中65 範囲7~8 4ターン以上で発動可
技5 準備体操    (その他) 自分のHP+8
技6 でこぴん    (物理) 命中65
宝箱:ボロボロマント (2ターン目速+2)
ID:53 <Phase 1> (登録:2022-12-12 / 更新:2023-02-21 18:40)
作成者:otoiro 《◆キャラクター確定済み 1 》
大罪と奇跡の子供たちが残した紙切れ
◇ それは二人の再会の話 ◆

いつかのときのように、机の引き出しにいつのまにか入っていた封筒。
その中から招待状を取り出した瞬間、招かれた今年の戦い。
去年は招待状が手元に届かなかったため、会えなかった戦友と思っている人たちと今年は会えるだろうか――。
そんなわずかな希望と期待を胸に会場へ足を踏み入れた瞬間、ふわりとかすかな花の香りを感じた。

瞬間、思わず目を見開いた。
鼻をくすぐったその香りは、もう長らく感じていなかった――けれど、忘れることができなかったもの。
力が足りなくて、繋ぎ止めることができなくて、世界から隔たれ目の前で消えていった幼馴染みがいつもまとっていた香りだ。
まさか、そんなはずはないと思いながら振り返り、そこに立っていた姿が視界に映った瞬間、唇が震えた。

いつから背後に立っていたのかわからない。
手足から天に向かって伸びる青白い光の鎖や、頭の上に天使の輪のように浮かぶ魔法陣など、自分が最後に見た姿とは細部が違う。
だが、身につけている髪飾りも、こちらを見つめる青みがかった緑の目も、そして長く伸ばされた薄紫の髪も――己がよく知っている少女と同じだ。
記憶の中にある姿と少し違うからって間違えるはずがない。
――だって、彼女はずっと自分がもう一度会いたいと願い続けてきた人物なのだから。

「……サイカ……?」

これは夢なのだろうか。会いたいという思いが自分自身に見せた、都合の良い夢なのだろうか。
けれど、彼女が動くたびにかすかに香る花の香りが、己に触れた彼女の手の暖かさが、その考えを否定した。

「サヒト」

ずっと聞きたいと願っていた声が、名前を呼ぶ。
その瞬間、視界が不自然に滲み、思わず顔を伏せてしまった。
今、この場にいるのが自分たちだけでよかった。他の人には――特に、かつて肩を並べた者たちには自分のこんな情けない姿は見せられない。
息を吸って、吐いて、震えそうになる呼吸をなんとか整える。
今にも大声をあげて泣き出しそうになるのを堪えている中、彼女の手がぎゅっと強くこちらの手を握りしめてきた。

「ごめんね。最後にあんな呪いを残して。サヒトにつらい思いをさせて」
「……でも、わたしの言葉を守ってくれてありがとう。サヒトが生きる、あの世界を守ってくれてありがとう」


「それから――久しぶり。またこうして、ちゃんと顔を見て、名前を呼んで、話せてよかった」
「やっと、会えたね」


***

◇ バザーメモ ◆

・魔法陣コースター
色欲の魔法少女が自身の魔法を使う際、出現する魔法陣が描かれたコースター。
カラーチェンジ機能がついており、冷たい飲み物が入ったグラスを上に置くと魔法陣の色が薄い桃色から濃い桃色に変化する。
このコースターに一旦飲み物を置いてから飲むと、良く眠れるかもしれない。

・術式コースター
憤怒の魔法少年が自身の固有魔法を使う際、出現する魔法陣が描かれたコースター。
魔法陣コースターと同じくカラーチェンジ機能がついており、こちらは温かい飲み物が入ったコップを置くと魔法陣の色が濃い赤色に変化する。
このコースターに一旦飲み物を置いてから飲むと、不思議と気分がスッキリするかもしれない。

・ハーバリウム
憤怒の魔法少女と色欲の魔法少女、二人のイメージカラーの花が使われたハーバリウム。
不思議な光が一緒に閉じ込められており、暗い場所に持っていくとうっすらと足元を照らしてくれる。
邪魔になりにくい小さめの瓶に入っている。

・レプリカの双剣
憤怒の魔法少年が武器として使っている双剣のレプリカ品。
彼が使っているものに比べると強度は劣るが、ちゃんと武器として扱うことができる。
ちょっとした魔力も込められるが、込めた魔力の量によってはあっという間に破損してしまうので注意。
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