人類は運命に抗った。

2022年、新たな戦略の下、未知なるST軍の侵略と対峙するAM軍を描いた『アース防衛軍9』は、
「人類よ、雷電に抗え」をキャッチコピーに、全動画100万再生を超えるシリーズ最高のヒット作となった。
そしてナンバリングシリーズ最新作『アース防衛軍10』が、いよいよそのベールを脱ぐ。
最高の絶望感と興奮で贈る『アース防衛軍10』は、前作『9』の結末から1年後のぽれんを描いた続編となる。

しかし……。
『アース防衛軍9』の物語の結末は、希望なき未来を予期させるのに十分であった。
2022年に突如襲来した未知の魔法剣アスクレピオスを、約2ヶ月もの戦いの末、辛くも退けたAM。(負けてるけど)
そして残されたのは、総人口の9割を失い、社会システムはおろか文明も崩壊寸前という厳しい現実であった。
ARFとAM軍は、確かに運命に抗い勝利した。
しかし、その先に待つ未来は決して多様なビルドという名の希望に満ちあふれた世界ではなかったのだ……。

AM軍は、再び絶望を乗り越え、
運命に抗うことができるのか？

勝利から1年、瀕死のAM軍。
2022年、前々年より続く未知の侵略者「ST軍」との戦いにAM軍は勝利した。
魔法剣アスクレピオスは去り、魔星会に静寂が戻った。
しかし、Phase人数は一割まで減少。
ぽれんは崩壊の危機に直面していた。
生き残った人々は、懸命に復興の努力を続ける……。

それから1年の月日が流れた2023年。人々は大きな壁に直面していた。
魔法剣アスクレピオスは使役していたとされる多くの精霊（ライデニスト）を魔星会に置き去りにした。
彼らは生き延びるために集団を作ってリージョンを占拠。魔星会に住みついたのである。

ヴァハ天使とライデンは頻繁に衝突。小競り合いが繰り返され、その度、双方に被害を出していた。
魔星会に住む2つの種族は、互いに疲弊していくばかりであった……。

そして、残された脅威。
さらに深刻な問題があった。
それは、精霊が自分の行動で増殖を続けていることだった。

勝手に分身・自己召喚し、増え続ける精霊。
その数はすでにｶｰﾗﾁｬｸﾗﾏｼﾞｯｸﾌｫｰﾒｰｼｮﾝを圧倒しつつある。
精霊がぽれんの支配者とならぬよう、魔法使いは戦い続けねばならなかった。

ビルドの再構築、文明復興は遅々として進まず、1回戦を生きるだけで精いっぱいの日々。
AM軍は残された脅威と戦い続けていた……。

戦い続ける戦士の姿。
ST軍という宇宙からの侵略者に対して、AM軍とアースを守りぬいたARF（アンチライデン防衛軍）。
しかし、先の大戦（ぽれん9）の最終局面で、ARFの組織はすでに崩壊寸前であった。
ARF総司令をはじめ、多数の体術家たちが散っていった。

既にあの猛毒治し団は存在しない。
恋煩いの最中である、「かの者」との戦いか、その後であるかについては不明だが、
ヒューズ2（ど）、
ヒューズ3（心の海藤団）、
ヒューズ4（ポーン様ご降臨下さいませ）と呼ばれたあの戦士たちはすでにこの世にいない。

しかし、今も戦い続ける一人の戦士がいる。
かつてヒューズ1と呼ばれた、あの英雄なのだろうか……？



ところで地球防衛軍は未プレイです。サクラ大戦も。