実は宇宙のエントロピー増大を具現化したような宇宙生命体。
数千年から数万年をかけて強大な力を蓄え、星系の生命体を滅ぼそうとします。
完全に倒されればそのまま消滅し、逆に滅ぼすことが成ったのならば、星系の魂を身体に取り込み銀河系を渡ります。
その速度は時に宇宙の膨張速度を超えるとか超えないとか。
遠い宇宙の果てで息絶えたこの存在は、取り込んだ魂を吐き出して潰え、やがてその星系に生命が誕生します。


が、この個体は特にそんなことは露知らず、未知のモノに興味を持ち、昼寝が好きで、甘い果物や魚などを好んで食べる無害な存在です。
今のところは……
（まあ、その今のところが外れるタイミングは人類がどうなってるかわからないような未来の話なのでわかりません）


性別の概念は無く、一応数億光年先にいる同種族がつけた名前を持っているが、人間の発声器官で発することの出来ない名前のため、特に記載はしていません。
一応既にある程度高度な知能を持っているはずですが、彼らの発声器官から発される声は人間には鳴き声にしか聞こえず、温厚な性格のため、あまり怒る様子もなさそうです。