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決めセリフ:さぁ、逝こうか!
死にセリフ:逆キルGET!
リージョン【ドロイドV4】
チーム:AM
キャラクター名:アの人
生い立ち:戦いの果てを目指してしまった哀れな人。果てに辿り着くまでに自分が何回死ぬかを数えており、ぽれん8では合計4回の逆キルマークを稼いだ。今回はぽれん8の米氏の死亡回数10回を超える11回以上の逆キルを目指しているが、「果てへ逝く」という本来の目的を忘れているフシも見受けられる。彼もまたドロイドVの引力からは逃れられなかった模様。
JOB:暗黒剣士
技1 契約      (その他) MP8 ゾンビ属性になる
技2 嵐       (強化) 自最大HP-<自最大HP20%+1>分、自分以外の仲間を<パワー>化(与Dmg+4) 2ターン以上で発動可
技3 嵐       (強化) 自最大HP-<自最大HP20%+1>分、自分以外の仲間を<パワー>化(与Dmg+4) 2ターン以上で発動可
技4 ナイトインナイツ (魔法) 命中70 範囲3~4 自最大HP・HP-<自最大HP50%+5>分、Dmgの20%+1吸収 4ターン以上で発動可
技5 嵐       (強化) 自最大HP-<自最大HP20%+1>分、自分以外の仲間を<パワー>化(与Dmg+4) 2ターン以上で発動可
技6 ナイトインナイツ (魔法) 命中70 範囲3~4 自最大HP・HP-<自最大HP50%+5>分、Dmgの20%+1吸収 4ターン以上で発動可
宝箱:禍々しい面 (暗黒術Dmg+2)
ID:857 <Phase 4> (登録:2021-12-26 / 更新:2022-01-26 07:25)
作成者:iqn1206 《◆キャラクター確定済み 4 》
アの人が残した紙切れ
† 逆キルマーク内訳 †

ぽれん8 第5試合:雨霧桜(鞭)、ヴァルキリー2(夜叉)、ふえ続けるわかめ(影縫い)
ぽれん8 第29試合※ネクロマンスで降霊:メテオちゃん(メテオ)
ぽれん9 第82試合:サイバーNINJAオボロ(鞭)、サイバーNINJAオボロ(鞭)

合計 6
―――







―――

大昔、とても強い人に出会った。宇宙一強いと自負していたその人は、その言葉に違わず強かった。
実際、オレの出身世界の宇宙では一番強かったんだと思う――それ故に、世界から排除されてしまった。
あの人は、よその世界からやってきた世界渡りだったから。その強すぎるチカラを、オレの出身世界が拒んだんだ。

オレは自分も世界渡りとなって、あの人を探し始めた。「いつかあの人より強くなる」。その約束を果たすために。
けれど、程なくしてわかった。あの人の世界渡りの方法は分霊派遣型。つまり用済みとなった分霊は破棄ないし消滅する。
その元となった存在はオレの知ってるあの人ではない。もうあの人はどこにもいないのだ。

ならば、どうすれば、自分があの人より強くなったと証明出来るのか。確信出来るのか。

世界を渡って、知ったことがあった。幾多の世界には、あの人くらい……いや、あの人より強い存在がたくさんいる。
ならば、そういう存在の集まるところへ行き、それら全てに勝つことが出来れば、オレがあの人より強くなったということになる。

だからオレは、このぽれんというお祭りに身を投じた。
このお祭りの戦いの果てへ辿り着くのは非常に困難だ。実力のみならず運も絡む。
だから、途中でへこたれないように死んだ数を数えるという副次的な目的も作った。

身寄りのなかったオレを息子と呼んでくれた義父さん。
オレは、あなたの誇る息子で在り続けられているだろうか?

―――

ああ、今回も果てには逝けなかった。けれど、また挑戦すればいい。このお祭りが開かれ続ける限り、機会はまだまだある。

だけど。

泣き顔が見える。あの顔はつい最近見たばかりだ――彼女の姉が負けてしまったときの顔。

(ごめんな、イナ。ダメな母親で)

自分は慣れっこだ。けれど、彼女は違う。いくら口で説明していても、親しき者の敗北には慣れていない。
だから、せめて勝ちたかった。既に姉のナンナが負けてしまっているのに、これ以上辛いものを見せたくはなかった。
彼女らは迷い込み、それを追ってきただけなのだ。お祭りという名の殺し合いに望んで身を投じたわけじゃない!

(結局、オレにはまだ果てに逝ける運も実力もなかった証拠に過ぎない。オレひとりだけが、その代償を背負えればよかったのにな)

――まだ、果ては、遠い。

―――

御霊を流された先で、ナンナに会えた。すぐにでも彼女を連れてイナンナのところに戻りたいけれど、今は無理だ。
このお祭りが終わるまで、流された星は地上には戻れない。もちろん、刹那の輝きやロウストーンなどの例外はあるけれど。
(そういや混沌に満ちた裸のにんじゃが戻っていったような……気のせいか?)

「来年もこのお祭りに来るかい? 今度はオレが連れてくるよ。だから、くれぐれも時空魔法は使うなよ?」

釘を差しておく。そうだ。ナンナも彼女の父も、簡単に命を削りやがる。オレと違ってその生命は有限だというのに。

「ま、今はイナを応援しようぜ。お友達と一緒に、勝ち抜けたみたいだしな」

―――

とうとうイナンナも負けてしまった。相手は応援人を10人連れたヤバい連中。
けれど、そういう相手と対戦しなければならない局面まで彼女が生き残れたこと、仲間や友達との絆が出来たこと。
それはとても良かったことなのだろう。

今はただ、愛しい娘を誇りに思い、讃えよう。
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