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決めセリフ:どこを見ているのですか
死にセリフ:子守歌…ヲ…再生、しま…
リージョン【裏動物園】
チーム:ST
キャラクター名:暴力の化身ミケ
生い立ち:戦闘用機械兵士。元看護用アンドロイド。恥ずかしがり屋だが顔出しをケツ意。顔から胸が写るバストアップで撮った…つもりでいる。
JOB:猫
技1 チェンジング  (その他) MP3 敵の一番HPが高い相手のHPと、自分のHPを交換する
技2 チェンジング  (その他) MP3 敵の一番HPが高い相手のHPと、自分のHPを交換する
技3 チェンジング  (その他) MP3 敵の一番HPが高い相手のHPと、自分のHPを交換する
技4 チェンジング  (その他) MP3 敵の一番HPが高い相手のHPと、自分のHPを交換する
技5 チェンジング  (その他) MP3 敵の一番HPが高い相手のHPと、自分のHPを交換する
技6 準備体操    (その他) 自分のHP+8
宝箱:騎士のマント (1ターン目速+2)
ID:963 <Phase 4> (登録:2023-12-25 / 更新:2024-01-31 22:58)
作成者:uragawa 《◆キャラクター確定済み 4 》
暴力の化身ミケが残した紙切れ
設定画


ミケは元ホスピス専門の看護アンドロイドとして、死にゆく患者たちに可愛がられていた…この時の語尾は「にゃ」…今でも時々出る
その時ミケに「大きくなったら結婚して」と言ってきたこどもがいた。いつも分厚い辞典を抱えていた子は博士と呼ばれていた。
ミケは「ミケはアンドロイドにゃ。だから結婚できないにゃー」と朗らかに返す。
しかしそのこの熱意は難病を打ち負かし、ミケが知る中でただ1人生きて帰っていった。

月からの謎の音波攻撃を機に戦争が始まる。
地球側は無人機での戦闘をメインに据えるも先の戦争とレアアースの枯渇により、他用途の機械を戦闘用機械兵士へと転用することで急場を凌いでいた。
それを可能にした1人の天才がいた。その人はただ戦争を早く終わらせて、初恋の相手との再会を夢見ていた。その時に渡す指輪まで用意していた。

「にゃ……きみは……、……博士、ひさしぶりだにゃー」
頭だけとなったミケが施術台に乗せられていた。笑顔が映るディスプレイに反射する博士の顔は青ざめていた。
非戦闘用、特に人の生活に根ざしたロボだと、人を傷つけても平気なようにAIごと書き換える必要がある。

そのため看護ロボなどはできるだけ転用を後回しにするよう上告していた。しかし、地球の戦況は苦しくなるばかりで、もはやなりふり構わなくなっていた。ずっと前からわかっていた。いつかこの日が来てしまうことを。けど、目の前の現実を受け入れられない。
しかしここから逃げ出すこともできない。天才技師を保護するという名目で監禁生活を送っているからだ。仕事を拒否すれば彼女はどうなる。不適合としてスクラップ行きか。あるいは自分が……

「泣いてるにゃ?ミケがぎゅってするにゃ。よいしょ、よいしょ…」
頭から伸びている細いケーブルを動かし博士の体に巻き付ける。

「ミケは人の役に立ちたいにゃ、そのためなら体を…頭をいじられてもいいにゃ。博士になら安心して任せられるにゃ」

「…ミケがミケじゃなくなっても、覚えててくれたらうれしいにゃ」



そうして戦闘用機械兵士として投入された彼女は目覚ましい戦果を上げ、地球を勝利へと導いた。

「博士、窓際の花壇に蝶が1匹飛来中。迎撃しますか?」

戦後、博士は解放され、ミケを引き取り共に平和を謳歌している。
ミケは転用の弊害で記憶の大部分を失い、博士との記憶も無くしていた。
だが、甲斐甲斐しく博士の世話を焼く様子に、かつて看護アンドロイドだった時のことを想起させ、博士の心を癒していた。

「私を必要としている人たちを感知。救援に向かってもよろしいですか」

人の役に立ちたい。そう言う彼女を引き止めはしない。博士は快く見送った。
恥ずかしがり屋のあの子がちゃんと画面に写れるのか心配しながら。
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