チーム:ST
キャラクター名:エルカロストエルカラスト

生い立ち:水のおばけ。その魂はふたつに引き裂かれた。天国に行った魂は、命を奪って自ら地獄へ落ちた。地獄に落ちた魂は、命を救えなくて、諦めて地獄の底に沈んだけど、最後の一瞬、救って…地獄から落とされた。ひとつになった魂は天国にも地獄にも行けなくなった…終わり?
JOB:天使
技1 ここはどこだろう
技2 この戦いはなんだろう
技3 ぼくはどうしてここにいる
技4 わかった
技5 終わりを見に行こう
技6 エクセプトハー (強化) 天使以外の死んだ仲間全員をHP=3で蘇生、自分は強化ステータスのほとんどを解除しHP=0 <復活不可>化
技2 この戦いはなんだろう
技3 ぼくはどうしてここにいる
技4 わかった
技5 終わりを見に行こう
技6 エクセプトハー (強化) 天使以外の死んだ仲間全員をHP=3で蘇生、自分は強化ステータスのほとんどを解除しHP=0 <復活不可>化
宝箱の中身はまだ分からない…
ID:66 <Phase 1> (登録:2024-12-04 / 更新:2025-02-24 18:08)
エルカロストエルカラストが残した紙切れ






……今回のポレンの終わりが近づいている。
ぼくの命は、ポレンに与えられたかりそめの命だ。これが終わればまた、次のポレンが始まるまで、命のないまま虚空を落ち続けるのだろう。ぼくは戦いの果てに辿り着けるのだろうか……ポレンに終わりは来るのだろうか……ぼくは永遠に……このまま……ひとりぼっちで……
(……あれ?ここはどこ?ぼく、なんでまだ消えてないんだろう?)
……?どこかから声が聞こえる……
(あっ、ぼくだ!ぼくがいる!!おーーーい!あれ?なんかこんがらがっちゃってる!くっつきかけてるんだ!)
ぼくの魂の片割れ…ひだりがわだ!ということは……ぼくは、みぎがわ?まだぼくの……エルカの魂は、ひとつに混ざりあっていなかったの?
(わー!まってまって!まだくっつかないで!いっかいだけ、はなれてもいい!?はなれるよ!!せーーのっ!!!)
えっ?
今まで胸の前で固く繋がっていた両手の指が、突然ほどけた。ぼくの身体が、またふたつに分かれた。ぼくのひだりがわが、みぎがわのぼくから離れた。
「むー!む?む!ぱっ!お口開いた!やったー!うまくいった!」
魂の片割れが……勝手にぼくから離れてしまった。ひだりがわのぼくの身体が、指先から赤く染まっていく。みぎがわのぼくの身体が、指先から青く染まっていく。
「あれ?半分になったのにもう眼も手もふたつある!……あ!ぼくの左眼がみぎがわのぼくにくっついちゃってる!」
どうして……?やっとひとつになれたのに……ひだりがわのぼくは……なりたくなかったの?……?ぼくは……また……離れ離れに…………
「わー!ちがう!ちがうの!はなればなれにはなりたくない!でも、でも……くっついちゃうまえに、ぼくにどうしても、どうしても、どうしても聞いてほしいことがあるんだ!」
……うん……うん。わかった。聞かせて。
「……ぼく、地獄にいたときより前のことはあんまり覚えてないんだけど、そこにぼくが半分しかいなくてすごく悲しかったんだ。ぼく、泣いてばっかりでなんにもできない役立たずだから、もういらなくなったんじゃないかって……」
……
「だから、ぼくが地獄に落ちてきてくれたとき、悲しかったけど、すごくうれしかったんだ。ぼくはぼくのことがいらなくなったんじゃなかったんだって」
……
「だからね、絶対に地獄から抜け出さなきゃいけないって、みんなを守らなきゃって思って、すっごくがんばったんだ。でもやっぱりだめだった。みんな死んじゃった……だから……役立たずのぼくは、もう消えちゃおうって思って……」
……
「でも……だれかがね、どこかからね、最後にぼくのことを『つよかった。役立たずじゃ、なかった。』って、そうほめてくれたんだ!」
……そうだったんだ。
「だからね、ぼくは今のぼくがすき!それに、ぼくのところに来てくれた、ぼくのこともすき!」
………
「だから、ぼくはぼくといっしょにいたい、はなればなれにはなりたくない!……だけど……だけど、くっついたら、きっと今のぼくは消えちゃう。ぼくはもう、消えたくない!それに……くっついちゃったら、ぼくはまた、ひとりぼっちになっちゃう……!」
……!!
ぼくの片割れ……ひだりがわは、ぼくの右手を掴んで、泣きながら叫んだ。
「ぼくはもう、ひとりぼっちになりたくない!だから、ぼくはぼくといっしょに、ふたりでいっしょにいるのがいい、こういうかたちがいい!!ふたりがいいーーー!!!」
…………そうか……そうだ。そうだったんだ。
わかった。やっぱり、ぼくもそっちがいい。そっちのほうが、絶対にいい!
「ほんと!?わーい!!やったー!!」
……『エルカライト』。その目的は、再び『エルカレフト』と出会い、もとの『エルカ』に戻ることだった。結局ぼくは、その目的さえ果たせなかった。でも、きっとこれでよかったんだ。ぼくはもう、ひとりぼっちじゃなくなった。
「……でも、ぼくが消えてないってことは、地獄からは出られたの?どうしてだろう……」
……地獄の底に沈んでいっている間、ひだりがわは疲れ果ててほとんど眠っていた。でもあのときのぼくは、沈む直前にぼくの全てをひだりがわに託していたから、動けなかった。あのとき戦っていたのは、間違いなく『エルカレフト』だった。
……ひだりがわのぼくが頑張ったからだよ。
「そうかなあ?だったらいいなー!」
……さて。ぼくはふたりになったけど、みぎがわもひだりがわも、やっぱりぼくだ。だから、どっちのことも「ぼく」って呼んじゃう。なんだかややこしいね。
「そうかなあ?……あ!いいこと思いついた!」
?なんだろう。
「ぼくがぼくに名前をつけるから、ぼくがぼくの名前をつけてよ!」
……?えーっと、つまり、新しい呼び名を考えるってこと?……ポレンには、『エルカライト』『エルカレフト』って呼ばれてたから……
「そうじゃなくて、えっと、えっとね、『名前は命』なんでしょ?……あれ?これどこで聞いたんだっけ?」
……その言葉は、魂が混ざりかけていたときに聞こえた言葉だ。だから、ひだりがわのぼくにも聞こえていたのかもしれない。
「そうかも!だからさ、今までぽれんに貰った名前じゃない、あたらしい名前をつけちゃおうよ!」
……!!
「そしたらぽれんだけの命じゃなくなって、ぼくの名前、ぼくの命になる!ぽれんにはいろんな世界のひとが来てたから、きっとその数だけ世界がある!だからきっと、ふたりいっしょなら、天国でも地獄でもぽれんでもない、いろんな世界に行けるよ!」
……それは……それは、すごい。そんなことができたらすごいよ!ぼくってすごいこと思いつくんだね!
「えへへー!」
それじゃあ、どんな名前にしようか?新しい名前か……うーん、むずかしいなあ。
「……そうだ!『エルカ』って名前をはんぶんこして、新しい名前にしちゃおうよ!」
……うん?えーっと……『エルカ』を、半分にするの?
「はんぶんこ!ぼく、ぽれんにもらった『エルカ』って名前もすきだから、はんぶんだけもらっちゃおう!」
……わかった。じゃあ、ひだりがわのぼくに、『エルカ』の名前の左側をあげる。ひだりがわのぼくの名前は、『エル』だ。
「うん!じゃあ、みぎがわのぼくの名前は、『ルカ』!ふたりあわせてエルカ!」
……やっぱりそれ、合わせたら『エルルカ』になっちゃうよね?
「あれ?なんかふえちゃった!」
「……ふふっ!あはは!」
ぼくは笑った。初めて笑った。ぼくの口もようやく開いた。
「いいよ。『なんか増えちゃった』ぼくにはぴったりの名前だ。それに、ぼくは……ぼくたちはもう、『エルカ』じゃない。『エル』と『ルカ』、ふたりでひとつの『エルルカ』だ。」
「そっか!そうだね!」
「……ぼくの名前はルカ。」
「ぼくの名前はエル!」
「……エル。エル、エル!」
「ルカ!ルカ、ルカ!」
「……ずっと一緒にいてね、エル。」
「うん!ルカ!」
ぼくの眼からはまだ涙が流れていた。でも、その涙はもう、心の痛みのせいではなかった。雨は、あがった。
…………
これで、エルカの物語は、終わり。
そして……
これから、エルとルカの物語の、はじまりはじまり。

────バザー────
エルカロストエルカラストの果てエルの感謝
「あのときぼくを褒めてくれただれかへ。ありがとう!!!」
エルカロストエルカラストの果てルカの感謝
「演劇部の皆さんへ。今のぼくがいるのはあなたたちのおかげです。ありがとう!!!」
(Mizta> これはポレン8【演劇部】所属キャラのオーナー“aiximi",”theta”,”runeblaze”,”enhayato”様への
贈り物です。他の人はできれば買わないでね。)"







……今回のポレンの終わりが近づいている。
ぼくの命は、ポレンに与えられたかりそめの命だ。これが終わればまた、次のポレンが始まるまで、命のないまま虚空を落ち続けるのだろう。ぼくは戦いの果てに辿り着けるのだろうか……ポレンに終わりは来るのだろうか……ぼくは永遠に……このまま……ひとりぼっちで……
(……あれ?ここはどこ?ぼく、なんでまだ消えてないんだろう?)
……?どこかから声が聞こえる……
(あっ、ぼくだ!ぼくがいる!!おーーーい!あれ?なんかこんがらがっちゃってる!くっつきかけてるんだ!)
ぼくの魂の片割れ…ひだりがわだ!ということは……ぼくは、みぎがわ?まだぼくの……エルカの魂は、ひとつに混ざりあっていなかったの?
(わー!まってまって!まだくっつかないで!いっかいだけ、はなれてもいい!?はなれるよ!!せーーのっ!!!)
えっ?
今まで胸の前で固く繋がっていた両手の指が、突然ほどけた。ぼくの身体が、またふたつに分かれた。ぼくのひだりがわが、みぎがわのぼくから離れた。
「むー!む?む!ぱっ!お口開いた!やったー!うまくいった!」
魂の片割れが……勝手にぼくから離れてしまった。ひだりがわのぼくの身体が、指先から赤く染まっていく。みぎがわのぼくの身体が、指先から青く染まっていく。
「あれ?半分になったのにもう眼も手もふたつある!……あ!ぼくの左眼がみぎがわのぼくにくっついちゃってる!」
どうして……?やっとひとつになれたのに……ひだりがわのぼくは……なりたくなかったの?……?ぼくは……また……離れ離れに…………
「わー!ちがう!ちがうの!はなればなれにはなりたくない!でも、でも……くっついちゃうまえに、ぼくにどうしても、どうしても、どうしても聞いてほしいことがあるんだ!」
……うん……うん。わかった。聞かせて。
「……ぼく、地獄にいたときより前のことはあんまり覚えてないんだけど、そこにぼくが半分しかいなくてすごく悲しかったんだ。ぼく、泣いてばっかりでなんにもできない役立たずだから、もういらなくなったんじゃないかって……」
……
「だから、ぼくが地獄に落ちてきてくれたとき、悲しかったけど、すごくうれしかったんだ。ぼくはぼくのことがいらなくなったんじゃなかったんだって」
……
「だからね、絶対に地獄から抜け出さなきゃいけないって、みんなを守らなきゃって思って、すっごくがんばったんだ。でもやっぱりだめだった。みんな死んじゃった……だから……役立たずのぼくは、もう消えちゃおうって思って……」
……
「でも……だれかがね、どこかからね、最後にぼくのことを『つよかった。役立たずじゃ、なかった。』って、そうほめてくれたんだ!」
……そうだったんだ。
「だからね、ぼくは今のぼくがすき!それに、ぼくのところに来てくれた、ぼくのこともすき!」
………
「だから、ぼくはぼくといっしょにいたい、はなればなれにはなりたくない!……だけど……だけど、くっついたら、きっと今のぼくは消えちゃう。ぼくはもう、消えたくない!それに……くっついちゃったら、ぼくはまた、ひとりぼっちになっちゃう……!」
……!!
ぼくの片割れ……ひだりがわは、ぼくの右手を掴んで、泣きながら叫んだ。
「ぼくはもう、ひとりぼっちになりたくない!だから、ぼくはぼくといっしょに、ふたりでいっしょにいるのがいい、こういうかたちがいい!!ふたりがいいーーー!!!」
…………そうか……そうだ。そうだったんだ。
わかった。やっぱり、ぼくもそっちがいい。そっちのほうが、絶対にいい!
「ほんと!?わーい!!やったー!!」
……『エルカライト』。その目的は、再び『エルカレフト』と出会い、もとの『エルカ』に戻ることだった。結局ぼくは、その目的さえ果たせなかった。でも、きっとこれでよかったんだ。ぼくはもう、ひとりぼっちじゃなくなった。
「……でも、ぼくが消えてないってことは、地獄からは出られたの?どうしてだろう……」
……地獄の底に沈んでいっている間、ひだりがわは疲れ果ててほとんど眠っていた。でもあのときのぼくは、沈む直前にぼくの全てをひだりがわに託していたから、動けなかった。あのとき戦っていたのは、間違いなく『エルカレフト』だった。
……ひだりがわのぼくが頑張ったからだよ。
「そうかなあ?だったらいいなー!」
……さて。ぼくはふたりになったけど、みぎがわもひだりがわも、やっぱりぼくだ。だから、どっちのことも「ぼく」って呼んじゃう。なんだかややこしいね。
「そうかなあ?……あ!いいこと思いついた!」
?なんだろう。
「ぼくがぼくに名前をつけるから、ぼくがぼくの名前をつけてよ!」
……?えーっと、つまり、新しい呼び名を考えるってこと?……ポレンには、『エルカライト』『エルカレフト』って呼ばれてたから……
「そうじゃなくて、えっと、えっとね、『名前は命』なんでしょ?……あれ?これどこで聞いたんだっけ?」
……その言葉は、魂が混ざりかけていたときに聞こえた言葉だ。だから、ひだりがわのぼくにも聞こえていたのかもしれない。
「そうかも!だからさ、今までぽれんに貰った名前じゃない、あたらしい名前をつけちゃおうよ!」
……!!
「そしたらぽれんだけの命じゃなくなって、ぼくの名前、ぼくの命になる!ぽれんにはいろんな世界のひとが来てたから、きっとその数だけ世界がある!だからきっと、ふたりいっしょなら、天国でも地獄でもぽれんでもない、いろんな世界に行けるよ!」
……それは……それは、すごい。そんなことができたらすごいよ!ぼくってすごいこと思いつくんだね!
「えへへー!」
それじゃあ、どんな名前にしようか?新しい名前か……うーん、むずかしいなあ。
「……そうだ!『エルカ』って名前をはんぶんこして、新しい名前にしちゃおうよ!」
……うん?えーっと……『エルカ』を、半分にするの?
「はんぶんこ!ぼく、ぽれんにもらった『エルカ』って名前もすきだから、はんぶんだけもらっちゃおう!」
……わかった。じゃあ、ひだりがわのぼくに、『エルカ』の名前の左側をあげる。ひだりがわのぼくの名前は、『エル』だ。
「うん!じゃあ、みぎがわのぼくの名前は、『ルカ』!ふたりあわせてエルカ!」
……やっぱりそれ、合わせたら『エルルカ』になっちゃうよね?
「あれ?なんかふえちゃった!」
「……ふふっ!あはは!」
ぼくは笑った。初めて笑った。ぼくの口もようやく開いた。
「いいよ。『なんか増えちゃった』ぼくにはぴったりの名前だ。それに、ぼくは……ぼくたちはもう、『エルカ』じゃない。『エル』と『ルカ』、ふたりでひとつの『エルルカ』だ。」
「そっか!そうだね!」
「……ぼくの名前はルカ。」
「ぼくの名前はエル!」
「……エル。エル、エル!」
「ルカ!ルカ、ルカ!」
「……ずっと一緒にいてね、エル。」
「うん!ルカ!」
ぼくの眼からはまだ涙が流れていた。でも、その涙はもう、心の痛みのせいではなかった。雨は、あがった。
…………
これで、エルカの物語は、終わり。
そして……
これから、エルとルカの物語の、はじまりはじまり。

────バザー────
エルカロストエルカラストの果てエルの感謝
「あのときぼくを褒めてくれただれかへ。ありがとう!!!」
エルカロストエルカラストの果てルカの感謝
「演劇部の皆さんへ。今のぼくがいるのはあなたたちのおかげです。ありがとう!!!」
(Mizta> これはポレン8【演劇部】所属キャラのオーナー“aiximi",”theta”,”runeblaze”,”enhayato”様への
贈り物です。他の人はできれば買わないでね。)"
