いつも拡張枠に助けられています。


　　

　　

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〆
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　『巡るは永劫、望むは回帰。
　　無の先に我らが主、この世こそ神の夢。
　　四枚透明花を携え、己が粒子を捧げよ。
　　我らは現象、主の手足となりて理である。
　　この“空の本質”こそがその証なり』

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　ニューマ=ソラックス・アズラエル
　Pneumo=Thorax·Azrael

　つまり、気胸のアズラエル。

　かつての世界を壊され、ただ一人になってしまった天使。
　現在は異なる世界で人間の魂を管理している。

　陽気で楽観的。故に、いつか元の世界が同じ手順を踏んで現れる『永劫回帰』を待っている。
　主に忠誠的で、自分の神様が祝われる『ミュージック』を届けられることを願っている。

「グッモーニン！ミュージック！！ 無の扱いには慣れたものだと思ってたけど、まさか扉が開かない日が来るなんて。
　幸運にもラドワが道標になったみたいで、どうにか来れてよかった〜っ
　いや、本当反省はしてるよ。迎えに行くつもりが迎えられてしまったんだもん。

　それで、だ。今回はどんなミュージックが聞けるかな？」

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　アズラエル

　堕天率の高い死の天使でありながら、一切その傾向を見せない驚異的な信仰心を持つ天使。
　2対の翼と生者の名前が書かれた本を持ち、
死を前にした人の前で身体にある無数の目のうちの一つを瞬かせ、数多の口の一つからその人の罪状を告げるのだという。
　

　基体番号 AZRAEL-E9-808F-02

　その番号の示す通り、E9-808Fシリーズの二号機である。
　一番目は肺気腫。三番目がエーテル安楽死。
　今はどちらも居ないが、時空や仕組みの異なる世界では顕現していてもおかしくはない。
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