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決めセリフ:火を絶やすな!
死にセリフ:材料提供に感謝ってな。
リージョン【怨嗟の炉塔】
チーム:ST
キャラクター名:炉塔の君主カイン
生い立ち:神にも似た弟の気配に誘われた森―――そこで見つけた影法師たち。その残された強烈な欲―――心に、魂の提案に、炉に燈る火に薪を放り続けるこの王が、返すはただ一つ。「付き合ってやるとも。"積み上げろ、もっと!"」行く先は天上遥か、神域へ。................セカイとセカイの狭間の谷に、かの塔は積み上がっている。炎の原初―――"怨嗟"を始め、ありとあらゆる感情/ERRORが薪や煉瓦となって、積み上がっていく。「ほら、欲を見せてみろよ。」
JOB:忍者
技1 ジライヤ    (強化) MP6 自分を<爾来>化。生死問わず第6ターンにHP完全回復 MP+6 攻知命速+3
技2 分身      (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技3 分身      (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技4 分身      (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技5 分身      (強化) MP6 自分を<分身>化 (行動回数+1(分身の行動コストは無し) 被攻撃時、身代わりとなり消失)
技6 投石      (その他) MP1 (遠隔) このターンの最後に物理攻撃発動。命中80 範囲1
宝箱:空っぽ (何も入っていなかった....)
ID:322 <Phase 2> (登録:2023-12-11 / 更新:2024-02-03 18:54)
作成者:Aizakibolger 《◆キャラクター確定済み 2 》
炉塔の君主カインが残した紙切れ
アベルを捜していた。別に、俺達は-再現体-だ、放っておいたって問題はないし、別に―――×したりするためではない。
ただ、「記憶機構」が大層大事にするアベルが「崩壊/ERROR」の後に切除されるなぞ、相当のことなのだ。それを確かめるためにも、迎えに行くのは無駄ではない。どうせ、俺が再現出力されるのは「アベルが望んだ」ときなのだ。アベルのために使って何が悪い。

やがて辿り着いた森は、透明だった。

そのせいでやたらその力ははっきり色づいて見えた。此処にいたのは確かだ。しかも面白いほどにあれこれして人の住処として機能している。家畜までいる。十分な餌と水の供給もあり、世話役が数日不在でもまあ大丈夫だろう。
ただ、ERRORの感覚はない。不思議だった。此処に居たのは純粋な「アベル」だったのだ。じゃあ、その「崩壊/ERROR」は、切除によって解消されたのか?それとも、切り離された方に残ったままなのか―――。乙女の皮を被っていた壊れた機械が蛇となり、引き受けて、朽ちたのか。どちらにせよ残り香に惹かれた虫である自分には、推測できない話だ。なら、その行方を知っていそうなそこの影に訊くしかないだろう。

『物騒な面してんなぁ?どうしたよ。弟が世話になった場所とは思えんよ?』

残っていた人影は5つ。残り香の雰囲気を思うに、邪悪ではないだろうに、どうしてそんなに此処に焼き付いている?そのココロの本体は何処だ?問いかけたとて、影法師にそれを答える術はない。ただ、焼き付いてしまった感情を伝えて来るだけだ。

……残り香に惹かれた虫と称したが、訂正しよう。

この影たちに、この影の本体たちの思い描くもののために。次に渡る前のアベルが「此処に来て」と望んだのだ。望まれて―――俺は此処に今、辿り着いた。なれば為すことは必定、ただその思い描くものへ繋がる土台作りだ。なるほど、確かにこれは適任は俺だった。
場に合わせて、俺もそれらしく振舞おう。いつも悪役にされるせいで、慣れている。だが、どうしても見慣れた緑を纏ってしまうのは勘弁な。
さぁ、ありとあらゆる全てを材料にして、全てを貫く塔を作ろうじゃないか。どんな感情も、素材にしてやる。

だから好きにしな。見届けてやるよ。このセカイたちのうち、数少ない俺に物言えるひと、愛しい弟から与えられた、今世の俺の大仕事だ。
この仕事を終えたら、あの弟にしては珍しい、大地に焼き付いた、その悔しさが消えて、きっと帰ってくるだろう。

『積み上げろ、もっと!』

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どうやら失敗したらしい。そうなると残るのは、影法師と、かれらの感情で積み上がった塔だけだ。
どうしたものかねぇ。まあ、行けるところまで行くしかないわな。四人の影、しばらく借りるぜ。
-【透明の森より】、セカイへ。最大級の、怨嗟を込めて。-
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